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不動産クラウドファンディングおすすめランキング|利回り・リスク・運営会社で選ぶ注目5社を比較【初心者向け】

「少額から不動産投資を始めたいけれど、どのサービスが良いのかわからない…」

「失敗したくないけれど、どの案件を選べばいいか判断できない…」

そんな悩みを持つ方も多いのではないでしょうか。

不動産クラウドファンディングは、従来の不動産投資と比べて手軽に始められる分、サービスや案件の選定に迷ってしまう方も少なくありません。

この記事では、編集部が厳選した2025年おすすめの5社を比較し、それぞれの特徴や実績をもとにレビューします。

記事後半では、不動産クラウドファンディングの仕組みやメリット・デメリット、自分に合ったサービス選びのポイントや失敗しないための注意点も解説しますので、ぜひ最後までチェックしてみてください。

目次

編集部厳選!おすすめ不動産クラウドファンディング5社比較表【2025年版】

次に、2025年現在で信頼性が高く、実績のある不動産クラウドファンディングサービス5社を厳選し、

  • 想定利回り
  • 最低投資額
  • 劣後出資比率
  • 運用期間
  • 運営会社の信頼性

の5つポイントで比較した結果が以下の表になります。

スクロールできます
サービス名想定利回り最低投資額劣後出資比率運用期間運営会社の信頼性
CREAL◯(3.0~4.5%)◎(10,000円)△(開示なし)◯(約24ヶ月)◎(上場企業運営)
COZUCHI◎(5.0~10.0%)◎(10,000円)◯(約4~10%)◎(約6〜18ヶ月)◯(創業20年以上)
TECROWD◎(8.0~11.0%)◯(100,000円)◯(約5~10%)◯(約12~36ヶ月)◯(海外実績豊富)
Rimple△(2.7~5.0%)◎(10,000円)◎(約30%)◎(約6ヶ月)◎(上場グループ運営)
らくたま◯(5.5~6.5%)◎(10,000円)◎(約30%)◎(約3~12ヶ月)◯(15年連続黒字経営)

【サービス別レビュー】気になる5社を徹底解説

ここでは、先程紹介した5社それぞれのサービスについて、特徴を深掘りして紹介します。

  • CREAL(クリアル)|上場企業運営&賃料保証で安定重視
  • COZUCHI(コヅチ)|都心一等地×高利回り案件が豊富
  • TECROWD(テクラウド)|新興国・海外物件で平均利回り10%超
  • Rimple(リンプル)|ポイント投資OK&都心の区分マンション投資
  • らくたま|新しい取り組みも多く、投資家の信頼も高い

CREAL(クリアル)|上場企業運営&賃料保証で安定重視

CREALは、安定志向の投資家に人気のサービスです。

運営会社は東証グロース市場に上場している「クリアル株式会社」です。

上場企業は厳しい審査を通らないとなれませんし、決算情報の開示が決められているため、会社の状況も把握しやすいため、信頼性が高いと言えるでしょう。

ファンドは主に学校や保育園、レジデンスなど安定収益が見込める物件が中心で、賃料保証付きの案件もあります。

賃料保証があることにより、空室が出ても一定のリスクは軽減されています。

都内を中心とした物件で利回りは控えめですが、その分リスクが低い傾向です。

CREALの基本情報
サービス名CREAL(クリアル)
1号ファンド募集日2018年12月3日
累計ファンド募集数131件
平均利回り3.0~4.5%
平均運用期間約24ヶ月
運営会社クリアル株式会社
代表者横田 大造
資本金1,245,424,950円 ※2024年3月末現在

COZUCHI(コヅチ)|都心一等地×高利回り案件が豊富

COZUCHIは、高利回り案件を多く組成しているサービスです。

都心の商業地や開発物件など、リターンの大きいファンドを多く提供しています。

独特な取り組みとして、「利回りの上振れ」があり、対象不動産が想定よりも高く売却された場合、リターンもその分上振れる可能性があります。

このような取り組みは不動産クラウドファンディングでは非常に珍しいです。

これまでに30件以上のファンドが上振れました。

また、累計調達額は驚異の1,000億円超えで、業界No.1の実績を持ちます。

COZUCHIの基本情報
サービス名COZUCHI(コヅチ)
1号ファンド募集日2019年7月8日
累計ファンド募集数131件
平均利回り5.0~10.0%
平均運用期間約6~18ヶ月
運営会社LAETOLI株式会社
代表者武藤 弥
資本金1億円

TECROWD(テクラウド)|新興国・海外物件で平均利回り10%超

TECROWDは、カザフスタンやウズベキスタンなど新興国の物件を対象とした海外不動産を取り扱う数少ないサービスです。

海外と聞くと為替リスクが懸念されますが、TECROWDではファンド運用に関わる全ての金銭授受を円建てで行うことにより、為替の影響を受けないようにしています。

最近では日本の案件も増えてきており、日本と海外の分散投資が可能です。

TECROWDは、他社にはない国際分散投資ができる点が大きな特徴と言えるでしょう。

利回りはサービス開始当初から高く設定されていますが、これまでに元本割れはなく、利回りが上振れて償還されたケースもあります。

TECROWDの基本情報
サービス名TECROWD(テクラウド)
1号ファンド募集日2021年3月22日
累計ファンド募集数81件
平均利回り8.0~11.0%
平均運用期間約12~36ヶ月
運営会社TECRA株式会社
代表者新野 博信
資本金1億5,660万円

Rimple(リンプル)|ポイント投資OK&都心の区分マンション投資

Rimpleは、大手不動産会社、プロパティエージェントが運営しているサービスです。

セゾンポイントや、ハピタスなどのポイントを使って投資ができ、自己資金を少なくして投資ができます。

Rimpleで取り扱っている不動産は、運営会社でもっている不動産で、都心の一等地の区分マンションへ投資が可能です。

立地がいいため空室リスクも低く、劣後出資も30%負担しており、リスクが軽減されています。

Rimpleの基本情報
サービス名Rimple(リンプル)
1号ファンド募集日2020年3月23日
累計ファンド募集数100件
平均利回り2.7~5.0%
平均運用期間約6ヶ月
運営会社プロパティエージェント株式会社
代表者中西 聖
資本金1億円

らくたま|新しい取り組みも多く、投資家の信頼も高い

らくたまは、2024年にサービスを開始したばかりの新しいサービスです。

らくたまは新しい取り組みを積極的に行っていますが、特に注目されたのが「翌日償還」です。

文字通り、運用終了の翌日には償還されるというものですが、これまで不動産クラウドファンディング業界では、運用終了から償還まで1ヶ月以上かかるケースも多くありました。

しかし、らくたまが翌日償還を始めたことにより、業界内でも少しずつ償還を早める動きが出てきました。

他にも、「ベネフィット・ステーション」を使えるようにしたり、「らくたまサンドイッチ」など新しい取り組みをしています。

実績は少ないですが、劣後出資割合が高いことや、SNSの積極的な利用により、ここ最近で一番注目されているサービスでしょう。

らくたまの基本情報
サービス名らくたま
1号ファンド募集日2024年4月1日
累計ファンド募集数21件
平均利回り5.5~6.5%
平均運用期間約3~12ヶ月
運営会社株式会社フロンティアグループ
代表者金子 嘉德
資本金1億円

不動産クラウドファンディングとは?

不動産クラウドファンディングは、インターネットを通じて複数の投資家が資金を出し合い、不動産事業に共同出資する仕組みです。

ここでは、

  • 共同出資で少額から不動産収益を得られる仕組み
  • メリット(手間不要・分散投資・劣後出資でリスク低減)
  • デメリット(元本保証なし・途中解約の制限・抽選落選)

の3つの観点から、その仕組みや魅力、注意点について詳しく見ていきましょう。

共同出資で少額から不動産収益を得られる仕組み

従来の不動産投資では、物件購入に数百万円~数千万円の資金が必要でした。

しかし、不動産クラウドファンディングでは、共同で出資するため、1万円から出資可能な案件もあり、初心者でも気軽に始められるのが特徴です。

そのため、投資家は、サービス運営会社が用意する複数の不動産ファンドから案件を選び、出資します。

また、運用期間中は賃料収入や売却益に応じた分配金が得られ、期間終了後には元本が返還される仕組みです。

メリット(手間不要・分散投資・劣後出資でリスク低減)

不動産クラウドファンディングの主なメリットは、以下の通りです。

少額から投資できる:1万円~数万円から可能な案件が多く、リスク分散も容易です。
運用はお任せでOK:不動産の管理・運営は運営会社が行うため、投資家は手間がかかりません。
劣後出資構造で投資家が優先:万が一の損失発生時、運営会社が先に損失を負担する仕組みを採用している案件が多いです。

デメリット(元本保証なし・途中解約の制限・抽選落選)

一方で、以下のようなデメリットもあります。

元本保証はない:不動産市場の変動や災害などにより、元本割れリスクもあります。
途中解約ができない案件が多い:契約期間中は資金がロックされることがほとんどです。
人気案件は抽選制:応募者が多い場合は、抽選に落選するケースもあります。

自分に合ったサービスを選ぶ4つのチェックポイント

不動産クラウドファンディングは、どのサービスを選ぶかによって投資結果に大きな違いが生まれます。

ここでは、

  • 利回りと劣後出資比率でリスク許容度を測る
  • 運用期間とライフプランを照らし合わせる
  • 運営会社の実績・上場有無・財務健全性を確認する
  • 最低投資額と入出金コストを比較する

という4つの観点で自分に合ったサービスを見極めていきましょう。

利回りと劣後出資比率でリスク許容度を測る

高利回りのファンドは魅力的ですが、その分リスクも高くなります。

一方で、劣後出資比率が高い案件は、損失時に運営側が優先して損失を受け持つ仕組みのため、投資家にとって安心感があります。

自身のリスク許容度に応じてバランスよく選ぶのが重要です。

運用期間とライフプランを照らし合わせる

運用期間は数ヶ月の短期案件から、3年以上の長期案件まで様々です。

ライフプランに合わせて、「いつまでに資金が必要か」「流動性はどれくらい必要か」を事前に考えておきましょう。

途中解約できない案件がほとんどのため、無理のない範囲で投資することが大切です。

運営会社の実績・上場有無・財務健全性を確認する

運営会社の信用力も、安心して投資するうえで欠かせません。

特に上場企業が運営している場合、監査や情報開示がしっかりしており、透明性が高い傾向があります。

過去の運用実績や財務データをしっかりと確認しましょう。

最低投資額と入出金コストを比較する

最低投資額が1万円で設定されているサービスも増えています。

投資初心者にとっては、まずは少額で試してみることがリスク回避にもつながります。

また、出金時に手数料がかかるケースもあるため、入出金コストの確認も忘れずに行いましょう。

始め方ガイド|口座開設から分配金受け取りまで3STEP

ここでは、初心者でもスムーズに始められるように、

  • STEP1 無料会員登録&本人確認
  • STEP2 ファンド選定と応募のコツ(抽選対策・複数登録)
  • STEP3 入金・運用・確定申告までの流れ

という3つのステップで投資の始め方を解説します。

STEP1 無料会員登録&本人確認

まずは各サービスの公式サイトで会員登録と口座開設を行います。

メールアドレスを登録し、本人確認書類(運転免許証やマイナンバーカードなど)をアップロードすれば、数日以内に口座が開設されるので、簡単です。

STEP2 ファンド選定と応募のコツ(抽選対策・複数登録)

登録後は、掲載されているファンド一覧から投資先を選びます。

人気案件は応募開始直後に満員となることも多く、抽選になる場合もあります。

そのため、複数のサービスに登録しておけば、投資機会を逃さずに済むので安心です。

STEP3 入金・運用・確定申告までの流れ

投資が決まったら、指定された期日までに入金します。

その後は自動的に運用がスタートし、定期的に分配金が支払われます。

なお、配当金は雑所得として確定申告が必要になるため、年末には書類をしっかり保管しておきましょう。

他の不動産投資商品との違いをサクッと確認

不動産クラウドファンディングと、REITや現物不動産投資、ソーシャルレンディングとの違いを理解しておくことも大切です。

REIT・現物投資・ソーシャルレンディングとの違い

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投資商品最低投資額運用方法流動性主な特徴
クラウドファンディング約10,000円共同出資型利回りが高め、不動産案件中心
REIT数千円~上場不動産投信株のように取引可、即時売買も可能
現物不動産投資数百万円~自主管理or業者委託実物を保有、手間とコストが大きい
ソーシャルレンディング約10,000円融資型(ローン)元本返済+利息型、貸し倒れリスクあり

クラウドファンディングは、REITより高利回りを狙えて、現物投資よりも手軽なのが魅力です。

失敗しないための注意点・よくある落とし穴

不動産クラウドファンディングも投資なので、失敗してしまう可能性があることは否定できません。

ここでは、

  • 途中解約・元本割れ時のルールを必ず確認
  • 人気ファンドの抽選落選対策は“複数サイト併用”
  • 税金・確定申告で見落としやすいポイント

という3つの観点で、注意点や良くある落とし穴について解説します。

途中解約・元本割れ時のルールを必ず確認

途中解約が不可のファンドも多いため、運用期間とライフイベントの兼ね合いはしっかり確認しておきましょう。

また、元本保証はないため、損失発生時のルールや補填スキームの有無も必ず事前にチェックしてください。

人気ファンドの抽選落選対策は“複数サイト併用”

人気サービスでは、応募が殺到して抽選制になることもあります。

その際は、複数のサービスに無料登録し、並行して複数ファンドに応募することで当選確率を高めることができます。

税金・確定申告で見落としやすいポイント

分配金は雑所得となり、課税対象です。

もし、給与所得以外の収入が20万円を超える場合は、確定申告が必要です。

また、源泉徴収されている場合でも、住民税の関係で申告を求められることもあるため、税務署や税理士に確認するのが無難です。

Q&A|不動産クラウドファンディングの疑問を一挙解決

ここでは、不動産クラウドファンディングでよくある、

  • 本当に儲かる?想定利回りはどこまで信用できる?
  • 元本保証や保全スキームはある?
  • 途中で資金が必要になった場合どうする?

といった3つの質問に回答しました。

本当に儲かる?想定利回りはどこまで信用できる?

想定利回りはあくまで「予定値」であり、確約されたものではありません。

また、実際の分配実績がどうだったかを過去のファンドで確認すると、信頼性を測る目安になります。

元本保証や保全スキームはある?

多くのファンドでは元本保証はありませんが、劣後出資により、一定の保全対策が取られています。

また、信託銀行による分別管理を導入しているサービスもあります。

途中で資金が必要になった場合どうする?

基本的には運用期間中は資金を引き出せません。

そのため、流動性リスクを抑えるには、短期ファンドを選ぶか、余裕資金で投資するのが基本です。

まとめ|少額から堅実リターンを狙うなら“分散×長期視点”で賢く運用しよう

不動産クラウドファンディングについて、重要なポイントを5つにまとめました。

  • 1万円から始められる少額投資で初心者も参入しやすい
  • 運営会社の信頼性や実績がサービス選びのカギ
  • ファンド選定時は利回りと劣後出資比率を必ず確認
  • 複数サービス登録で抽選落選対策と分散投資が可能
  • 確定申告や税制ルールも忘れずに把握しておくこと

不動産クラウドファンディングに興味を持たれた方は、まずは無料で登録できるサービスから始めてみましょう。

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