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2026年上半期の首都圏マンション市場|供給・価格・在庫の見方

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発信元:アデックスリサーチアンドコンサルティング株式会社

この記事の結論

2026年上半期の首都圏マンション市場は、新築発売7,989戸、平均価格1億135万円、初月契約率64.8%でした。価格上昇と販売速度は別に確認します。下半期の供給見込みは調査時点の予測であり、実際の発売戸数や個別物件の値上がりを保証しません。

旧記事に残っていた2024年上半期の記述を、2026年1〜6月の一次資料へ更新しました。対象は東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県の新築分譲マンションです。中古や賃貸を含む市場全体の数字とは区別します。

首都圏マンションの判断条件と資料を整理する流れ
目的・時点・資料・判断根拠を分けて確認します。

1. 発売減と平均価格上昇を、別々の指標として読む

不動産経済研究所によると、発売は前年同期比0.8%減の7,989戸で、平均価格は13.1%上昇しました。発売戸数はその期間に販売開始した住戸の数で、住宅着工数や成約件数と同じではありません。平均価格は発売された住戸の構成に左右されます。首都圏平均の上昇をすべての地域へ当てはめず、地域別の面積、価格帯、所有権・借地権等を確認します。

2. 初月契約率と累積契約率、在庫を区別する

初月契約率は64.8%、累積契約率は75.8%と公表されています。初月だけの契約状況と、発売後に積み上がった契約状況は異なります。6月末の販売在庫は6,389戸で、前年同月末より363戸増えました。ただし、在庫には発売時期や物件条件の違う住戸が含まれます。全在庫を長期売れ残りとみなしたり、契約率が一定水準を下回れば価格が必ず下落すると断定したりせず、継続する推移と地域差を確認します。

3. 下半期見込みは、実績が出るたびに更新する

7月公表時点の下半期供給見込みは約1万4,000戸、年間は約2万2,000戸とされています。これは販売予定を踏まえた予測で、確定した実績ではありません。金利、工期、販売計画などの変化で数字は変わり得ます。購入検討では希望条件の物件供給と家計負担、売却検討では競合の条件と販売期間を確認します。「郊外なら買い時」「都心なら下がらない」と一律に判断せず、同条件の比較資料を用意します。

2026年上半期・首都圏新築分譲マンションの主要指標

2026年上半期・首都圏新築分譲マンションの主要指標
指標 公表値 比較・解釈
発売戸数 7,989戸 前年同期比−0.8%
戸当たり平均価格 1億135万円 前年同期比+13.1%
初月契約率 64.8% 前年同期比−1.8ポイント
累積契約率 75.8% 初月契約率と区別
6月末販売在庫 6,389戸 前年同月末比+363戸

よくある質問

平均価格が上がり、契約率が下がるのは矛盾ですか?

矛盾ではありません。価格水準と発売住戸の構成、契約の進み方は異なる指標です。

年間約2万2,000戸は、2026年の確定値ですか?

いいえ。2026年7月の発表時点の見込みです。その後の実績と最終的な年間公表を確認します。

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参考資料・確認日:2026年10月15日

資料の確認手順や比較表は当社による実務上の整理です。個別案件では、契約・資料・適用制度に応じた確認が必要です。

記事の制度・市場情報は、本文で示した時点と条件に基づきます。個別物件の評価では、依頼目的、価格時点、権利関係と資料の確認が必要です。鑑定評価の業務と進め方もご覧ください。

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