アデックスリサーチアンドコンサルティング株式会社|鑑定評価で不動産の問題を“解決”へと導く

2025年4月2日

空き家の価値、放置していませんか?家を手放す前に知るべき鑑定の話【不動産鑑定評価ならアデックス】

「もう使わなくなった実家を放置している」「将来的に売るかもしれないけど、よくわからないまま…」。
こうした空き家問題は年々増えていますが、実はその「空き家」に思わぬ価値が潜んでいるかもしれません。
売却するにしても賃貸に出すにしても、「家がいくらになるのか」は大きな関心事。でも「不動産会社に問い合わせるのはハードルが高い」と感じる方も多いのではないでしょうか。
そんな時に活用したいのが、不動産鑑定士による鑑定評価。ここでは、空き家を手放す前に知っておきたい「不動産鑑定」のポイントをご紹介します。

空き家の「価値」を知ることがなぜ大切?

不動産は土地や建物の状況次第で価値が大きく変動します。
「空き家だから無価値」「もう古いから売れない」とあきらめる前に、まずは客観的な価格を知ることが重要です。以下のようなケースもあり得ます。

1. 再開発計画や周辺インフラの向上

実家がある地域で再開発やインフラ整備が進んでいる場合、思いがけない高値がつく可能性もあります。周辺に新しい駅ができる、商業施設が誘致されるなどの環境変化は、地価上昇の要因となるかもしれません。

2. 建物の活用次第で需要がある

築年数が古くても、「レトロな雰囲気を活かしたカフェに」など、リノベーションの需要が高まるケースもあります。
空き家として放置しているだけでは価値を生まない物件が、適切に活用されれば資産に転じることも十分に考えられます。

不動産鑑定士が行う「鑑定評価」とは?

「不動産鑑定士」は不動産評価の国家資格者であり、不動産鑑定評価基準という公的なルールに基づいて価格を算出します。
不動産会社の査定とは異なり、公正中立な立場で土地や建物の価値を「いくらくらい」と提示してくれるのが大きな特徴です。

1. 取引事例比較法・収益還元法など多角的に評価

不動産鑑定士は、周辺の売買事例を基に比較する「取引事例比較法」、賃貸収入などから価値を求める「収益還元法」など、物件の特性に応じて手法を使い分けます。
その結果、市場性実態を反映した説得力のある評価額が導き出されます。

2. 現地調査での詳細なチェック

不動産鑑定評価では、現地調査が欠かせません。土地の形や道路との接道状況、建物の状態や法的規制などを実際に確認したうえで、公正な価格を算定します。
「家が古いから…」とイメージだけで敬遠するのではなく、プロの客観的視点で判断することで思わぬ付加価値が見つかるかもしれません。

不動産鑑定士に相談すると何が変わる?

空き家の処分を検討する際、鑑定評価を活用することで様々なメリットが生まれます。

1. 適正価格を知って判断できる

「相続した実家がいくらで売れるかわからない」という不安が解消されます。
また、不動産会社に査定を依頼する際も、先に鑑定士の評価額を把握していれば価格交渉がしやすく、相場と大きく離れた取引を防ぐことができます。

2. 賃貸やリノベーションの可能性を検討

鑑定評価書には、土地や建物の活用に関するヒントも詰まっています。リフォーム費用とのバランスを考えながら、「賃貸に出すほうが得策」「思い切って更地にして売るのがベター」といった判断が具体的にできるのです。

3. トラブルやリスクの未然回避

共有名義の物件や複数相続人がいるケースでは、売却価格や権利調整で揉めることも珍しくありません。
不動産鑑定評価の客観的根拠を提示すれば、親族間や第三者との交渉もスムーズになり、後々のトラブルを防止しやすくなります。

まとめ

空き家をそのままにしておくと、資産価値安全性が低下するだけでなく、固定資産税や管理費の負担もかさみがちです。
・「実家が古いから…」と勝手に思い込まず、プロの目価値を再確認
・不動産鑑定士の評価で納得のいく判断材料を手に入れる
・売却だけでなく、リノベーション賃貸など多彩な選択肢を検討
もし空き家をどうするか迷っているなら、まずは不動産鑑定士に相談してみてください。あなたの家に潜む「意外な価値」が明らかになるかもしれません。

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