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トラブル解決 底地

2025年4月4日

老後資金にもなる!底地を売って資産を有効活用する最短ルート

底地を所有している地主の方にとって、「活用できていない土地からの地代収入だけでは将来が不安」「老後資金を確保したい」という声は少なくありません。実際、借地人の支払いが十分な額であったり、スムーズに地代を回収できる方なら良いですが、必ずしもそうではないケースもあります。そこで注目したいのが「底地の売却」を通じてまとまった資金を手に入れ、老後の生活資金や新たな投資に充てるという選択肢です。本記事では、底地を売却して資産を最大限に有効活用するための最短ルートを詳しく解説します。

底地売却が老後資金確保に有効な理由

理由1:一括でまとまった資金を得られる

底地を長年保有していても、地代収入だけでは十分なキャッシュフローが得られない場合が多いです。借地人との地代交渉も手間やリスクを伴います。それよりも、底地を売却して一括で資金を得るほうが、まとまった老後資金を早期に確保できるというメリットがあります。

理由2:将来的な不安からの解放

底地を保有し続けると、契約更新時のトラブルや地代滞納リスク、さらには相続時の手続きや税金問題など、多くの不安要素を抱えることになります。早めに売却してしまえば、そのような将来リスクから解放され、老後の生活設計を安定させやすくなります。

理由3:資産の流動性が高まる

不動産は流動性が低い資産とされ、急に現金が必要になった場合に売却に時間を要することが多いです。特に底地は借地人の存在により、さらに流動性が下がります。現役世代であればまだしも、老後になってから急に資金需要が発生しても対応が難しくなるでしょう。底地を現金化しておくことで、必要に応じて柔軟に資金を使えるようになります。

資産有効活用への最短ルート:具体的なステップ

ステップ1:底地の価値と契約内容の確認

まず、底地がどの程度の価値を持っているのかを知ることが重要です。路線価や実勢価格、借地権割合などを踏まえ、不動産鑑定士や不動産会社に査定を依頼しましょう。同時に、借地契約書や地代の支払い履歴を整理し、問題がある場合は早めに対処します。

ステップ2:借地人への打診と交渉

底地の売却を考える場合、借地人が最も有力な買い手となります。借地人にとっては土地の所有権を得ることで将来の安定が図れるため、適正価格での買い取りに応じる可能性が高いです。地代の過去実績や契約更新の履歴を提示し、互いにメリットを感じられる価格交渉を進めましょう。

ステップ3:専門業者への売却

もし借地人が買い取りを望まない場合や、価格交渉がまとまらない場合は、底地専門の不動産業者や投資家に売却を打診します。業者は借地借家法や契約更新のリスクを含めて熟知しているため、通常の不動産会社よりもスピーディーに対応してくれることが期待できます。

ステップ4:売却資金の使い道を明確にする

底地売却で得た資金をただ銀行に預けるだけでは、金利が低い現状では十分な活用とは言えません。老後資金として運用するのであれば、投資信託や株式投資、不動産投資信託(REIT)など、リスクとリターンを考慮した運用先を検討することが重要です。また、医療・介護費用に備えるための保険や年金商品の検討も一案です。

老後資金化する際の注意点

注意点1:譲渡所得税と住民税

底地を売却して利益が出た場合、譲渡所得税と住民税が課税されます。所有期間によって税率が変わるため、売却のタイミングや取得時期の確認が必要です。相続による取得なら被相続人の取得年月日を継承するなど複雑な制度もあるため、事前に税理士と相談しましょう。

注意点2:借地人との関係整理

売却後、買主が新たな地主となることで、借地人との関係も移行します。借地人への通知や承諾手続きなど、必要な手続きを見落とすと後々トラブルに発展する可能性があります。弁護士や不動産会社にサポートを依頼して、適切に進めることをおすすめします。

注意点3:早めの意思決定がカギ

老後資金が必要になってからあわてて売却しても、市場状況や借地人との交渉状況次第では思うような価格を得られないリスクがあります。地代が低いまま固定化されているケースでは、さらに不利になることも。余裕を持って早めに検討を始めることで、交渉を有利に進められるでしょう。

底地売却後のライフプラン例

プラン1:安定運用で暮らしを支える

売却益を投資信託や株式、債券に分散投資して、安定した利回りを確保するプランです。まとまった資金があれば、生活費の足しになる分配金や配当金を得られます。リスクを抑えるために複数の金融商品に分散投資するのが基本です。

プラン2:不動産投資への再投資

底地売却後、賃貸用マンションやアパートなど、別の不動産投資に資金を充てる選択肢もあります。借地権がない物件であれば、活用や売却も比較的自由で、家賃収入が底地の地代よりも高い収益を生む可能性があります。

プラン3:医療・介護費用や趣味への充当

老後には医療・介護費用や、趣味・旅行などにお金がかかる場合もあります。底地売却で手に入れた資金を、そうした将来の支出に回すことで、「やりたいことを思う存分楽しめる人生設計」が可能になります。

まとめ

底地を売却することで得られるメリットは、単に地代や固定資産税の負担から解放されるだけではありません。まとまった資金を老後資金として確保できる上に、将来のリスクやトラブル要因も大幅に軽減できます。特に、借地人との交渉が円滑に進む場合や、専門業者が買い取ってくれるケースでは、スムーズに資産を現金化できるでしょう。老後資金に不安がある方、底地の管理に手間をかけたくない方は、ぜひ早めの段階で底地売却を検討し、最適なライフプランを実現してください。

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