採用エントリー
採用エントリーは、応募者の人生を大きく左右するため、飾りに飾って入社してもらってもお化粧がすぐバレて双方にとって良いことはありません。代表である私が全て本音で書くことにしました。この内容はSAメンバーも読むため、嘘は書けません。
代表である私がもし若返ることができるのであれば、即入社したくなる会社を作ったつもりです。万が一、自分の子供に「どこの会社に入社するべきか?」と聞かれたとしたら「SA一択」と言える自信もあります。
今、共に働いてくれている30代・40代のメンバーからも「自分が若いときにSAがなかったのが残念・・・。もっと若いときに入社したかった。」と言われます。創業当初は、お金がなく苦労したので何よりも嬉しい言葉です。
さて、本題です。 SAは、共有不動産や複雑な権利関係を解決する「訳あり不動産」の分野で確固たる地位を築いています。「訳あり不動産」のプロフェッショナル集団であり、従来の不動産業界にはびこる強制的な「厳しい」・「過酷」というイメージを覆し、働く人々が自分らしく輝ける環境を創り出すことを目指しています。
「一人ひとりが自分のペースで、そして自分のスタイルで最高の仕事ができる環境を提供したい」。この想いから、私たちは、個々の夢を実現しつつも、個人プレーではなく、チームとしての成果を最大化することを目指しています。
誤解してほしくないのは、「甘い」ということを表現しているわけではありません。
自ら目標を設定し、自ら考え最短距離でゴールに到達することを求められるため、自ら考え、自分を律して行動できない限り、逆に厳しい環境と言えます。
「全員社長。」を合言葉に年齢を問わず全員に大きな裁量権を与え、そして裁量権に応じた大きな責任を持たせています。
私が一緒に働きたいと思うのは、「お客様のために自ら考え抜き行動できる方」のみです。
例えば、空き家問題が深刻化しているというニュースを耳にしたことがあると思いますが、空き家問題の裏には必ずといっていいほど相続関係や人間関係のこじれが存在しています。
他にも不動産にはさまざまな法律が複雑に絡み合うため、一般の方ではどうしようもなくなってしまうことがあります。
その結果、活用されないまま眠ってしまっている不動産が数多くあります。少子高齢化の進行も相まって、今後もこのような不動産は増えていくことが確実視されています。
このような問題を解決し、活用されていない不動産をもう一度、有益な資産として流動化させることは、不動産を蘇らせ、日本国内に新たな資産を生み、「限りある国土の最有効活用」という重要な社会貢献であると私は考えています。
月曜日に会社に行くのが嫌だなと思ったことはありませんか?私が会社員のときは、土日の休みが待ち遠しく、平日が嫌でした。
ずっと人生これが続くのかと憂鬱になり、思い切って独立をしたというのが2018年6月のSA設立です。お金もほとんどありませんでした。
独立すると当たり前ですが自分が社長になります。思っていた社長のイメージとは違い、朝から晩まで寝る間も惜しんで仕事するしかない。会社員時代とは比べ物にならないほど働きました。休みなんて当然ないです。
休みは体力が限界に達したときに休むというイメージなので「休み」ではなく「休む」です。
そんな激務の毎日でしたが、不思議なことに会社員時代の憂鬱さがないことに気がつきました。
会社員時代は、生活ができる程度の安定は確保されているものの、管理され指示され、裁量権も少ない、いわゆる「従業員」ですが、社長は当然ながら従業員ではなく、管理や指示をされることはありません。
そうなると裁量権も責任も一気に押し寄せてとてつもないプレッシャーとなりますが、仕事が楽しくなっていることにふと気がついたんです。よくよく考えてみると仕事が嫌だと言っている社長に会ったことがないです。皆、生き生きと自ら進んで仕事をしていますよね。
じゃあ全員社長。になれば皆、モチベーション高く、日々やり甲斐を持って働くことができるのではないかと考え、組織の基礎を作りました。SAは普通の会社のイメージとは全く違います。似ている会社もありません。
正社員として働くもよし、独立性を持って働くもよし、正社員と独立性の良いとこ取りをするのもよし。人には何事も合う合わないがあります。自分にとって合う働き方をしないと、輝かしい成果はまず出ません。だから私は働くメンバーの意見を最大限尊重し、働き方も自由に選択できるようにしています。
独立を目指しているのであれば、1日でも早くSAのノウハウを吸収して同じ「訳あり不動産」の分野で独立することも全く問題ありません。独立は、賛成ではなく「大」賛成しています。
1度きりの人生なんだから好きにすれば良いし、私にできることはできるだけ協力する。独立サポートだってもちろんしますよ。
ライバルではなく、SAの理念である「限られた国土の最有効活用」の達成に向けた強い同志としか思えないし、理想はSAを超えて成長し、大きくなって「訳あり不動産」業界を牽引してもらいたいとも思う。
また、独立ではなくても、SAで働きながら副業することも「大」賛成しています。特に若手メンバーには、自分で1円を稼ぐ大変さを知ることや人を雇用することの大変さを若いうちに経験することはお金には代えられない価値があります。
勉強のためにも副業として小さくても良いから自ら事業をしてみたらどうだ?と日頃からビジネスアイデアを共有しています。
私は、SAメンバーがやりたいと言ったことには「いいじゃん!すぐやってみなよ!!チャレンジしてダメならまた戻ってきてね!!!」と必ず言います。
退路を断って挑戦せよという時代ではないので、いつでも出戻りはOKだし、それはダメとか、今じゃないとか言うことはも絶対にありません。
やりたいことはやるべき。人生は壮大な暇つぶしだから。というのが私の考えです。
今、これを読んでいる人で勤務先での評価システムに100%納得している人はいますか?
まずいないと思います。
どんなに夢や理念など綺麗ごとを語っても働くメンバーにとって報酬は重要なものです。その報酬を決める評価システムはもっと重要なものかも知れません。
私たちSAは、不動産業界の慣例に縛られず、成果に応じた完全にフェアな報酬システムを導入しています。どれだけ真剣に仕事に取り組むかは自分次第。無理やり仕事をさせることもノルマを課すことも効果がないのでやろうとも思いません。
ビジネスは努力に比例して報われるほど甘くはありませんが、努力なくして成功もありえない難しい世界でもあります。意味のない、今流行りの360度評価や人事評価も一切しません。人の好き嫌いやゴマすりで役職や給与が決まるほど理不尽なものはないと感じます。
私は、一見、厳しく見えるけれど数字だけで評価する方が優しいと思います。曖昧な人情を加味して評価し、わけのわからない基準で人生が変わる方がよっぽど冷徹であると。
そこで私は、成果に応じた完全にフェアな評価システムにこだわりました。そのおかげで創業以来、この評価システムで社内から不満の声が上がったことはたった1度すらもありません。
私たちSAには、売上ノルマやオフィスへの出勤義務もなく、強制的な全員参加の会議なんてお願いされても絶対にしません。もしやっても来れたら来てね程度の会議を年4回くらいです。
会議をしなくても個々が連携して仕事はできるし、最良の働き方は人それぞれのため、フレキシブルな働き方を大いに認めています。実力が全ての世界です。
自ら目標を設定し、自ら考え、自分を律して行動することが仕事をするうえで一番のモチベーションになるのではないだろうか。
正直に書くと過去は強制していたこともありましたが、良い結果が全く生まれなかった。強制してうまく行く会社もあるだろうけれど、SAは見事に大失敗した。その反省を踏まえ、現在も将来的にも何か強制的にさせることはないと断言します。だってまた大失敗する未来が私には見えるからです。
「自ら動く」から生まれる本当のモチベーションがSAの強さの秘訣です。
代表取締役 酒井康博