ポジティブな人とネガティブな人がいます。一緒にいたいのはどちらですか?
この質問をしたらおそらく多くの人は、ポジティブな人と答える気がします。
ポジティブな人が良いと答える人でもネガティブな人がいます。何故だろうと不思議だったのですが、自分なりの答えが出ました。
それは生まれつきの才能だと思います。
努力したら多少ポジティブになりますが、努力している時点でやはり生まれつきのポジティブさではないので、雰囲気でわかってしまう。
ネガティブ発言が多いと、周りも引きずり込まれるので敬遠されがちになります。
逆に笑顔が多い職場は、より多くの笑顔が増えると思っています。
上記内容は生死をさまようような事柄ではなく、単に努力すれば何とかなるレベルの仕事に関するものだけの話です。
例えば健康上の問題やどうやっても絶望的に無理なものであれば、ネガティブになりますし、ここでもポジティブにいられるのであれば、本当に生まれつきの才能であり、ホンモノの人間力を秘めていると思います。
少し悲しい話しを書きます。
私と同じ歳で前々職の会社で共に働いていた山口さんという事務の女性がいました。残念ながら数年前に亡くなってしまいました。
とても元気で感じの良い方でしたが、私が退職した後、スキルス性胃がんのステージ4と健康診断でわかったそうです。余命宣告も受けたと本人から、毎年夏に前々職で開催されるゴルフコンペの最中に聞きました。
ゴルフできて幸せだ!
ベストスコア出したいわ。
ゴルフうまくなりたんだよね~とかとにかく明るくプレーしていました。
その後、体調が悪くなった際のインスタも更新のたび、内容はポジティブで前向きな投稿ばかりでした。
インスタに映る辛そうな姿とは全く別人が書いているくらいでした。
そして残念ながら天国へ旅立ったのですが、最後までポジティブ!お通夜にも行かせて頂きましたが生前からしっかり準備されており、山口さんの人間力を見ました。
尊敬できる方はたくさんいます。
ただ、ホンモノの人間力を感じたのは、山口さんです。
同じ歳ですが尊敬しています。
自分がその状況なら山口さんのような振舞いはできないと思います。
少なくとも今の私では無理です。
心が小さすぎます。
仕事でプレッシャーやつらいときは、私にもあります。
ただ、その時、ふと思い出すのは、山口さんの人間力です。
そうすると全ての悩みが小さくというが、見えないくらい極小になります!
せっかく人生を生きているのだから、ネガティブな考えは全捨てして、いつ何時もポジティブに生きる、ホンモノの人間力を付けたいです。