私も50歳近くになります。
自分では若いつもりでも知力も体力も処理能力も下落基調にあるのをヒシヒシと感じています。
いつまでも現役で少しでも老いに抵抗したいです・・・
私の会社員時代で自分が30歳くらいのビジネスマンとして最も脂がのっているときは、
仕事後に同期で飲みに行き上司の不満(文句・悪口)を話していました。
「●●部長は偉そうだけど仕事できないよね?誰でもできる仕事であの給与は考えられないよな」
「●●さんほぼ仕事していないじゃん。いらなくない?俺らが頑張って稼いで支えるとか意味わからないよね」などです。
みなさんもそんな話をしたことありませんか?
それが今、同級生と飲むとこんな話になります。
結論、昔は文句を言う年齢、今は文句を言われる年齢になったということです。
「自分は能力が落ちてきた。若手には勝てないよ・・・若手にいらないって思われているだろうな。でも生活もあるからしがみつくしかないし・・・」
「若手に文句を言われているのは薄々気がついているけれど、若手もいつかこの席にくるんだからと思って、もう開き直っているよ」などです。
そこで「自分の居場所がない」と感じることはありませんか?
それは「仕事で自分が思うような成果が出ていないと自分で感じているから」かも知れません。
周りは何とも思っていなくても、自分で負のマインドをかけてしまっている可能性があります。
成績絶好調・社内評価NO.1の人は、負のマインドになりにくいはずです。
言い訳したくなる気持ちも痛いほどわかります。
私も同じ年齢で同じ気持ちだからです。
勢いがある若い経営者と会食すると、心底そう思うときが私もあります。
たとえば、営業職の人なら「営業成績の良し悪し」という感じです。
営業メンバーの中には「居場所がない・居づらい」と感じると相談を受けることがありました。
ゆくゆく聞くと、やはり成績が影響しているようでした。
応援したいけれど、手伝うこともできないもどかしい状況です。
周りは成績の良し悪しは一切気にならなくても、「居場所がない症候群」という負のスパイラルになります。
居づらいと自分で感じる→無理に仕事を作る→外に出る口実ができる→口実で仕事を作っているので成果に繋がらない→モチベ低下→より居づらくなり、結果、「居場所がない症候群」が発症してしまいます。
私は自分が営業マンなので気持ちが痛いほどわかります。
「営業マンなんてそんなもの!」というのが私の結論です。
ではどうすれば「自分の居場所がない症候群」を治せるのか?
これは「成果を出す」しか方法がないと思います。
それと自分で自分を厳しく評価しないこと。
そして淡々と地道にやることかも知れません。
実の私も「居場所がない症候群」を発症するときがありますが、若手のパワーをもらい、新しい事業をスタートしたり、新入社員を教えたり、とにかく頭を働かせてやるしかないと強い気持ちでやっています。
また、弊社の創業メンバーの1人は、新たなエリアで不動産事業にチャレンジをします。
なぜチャレンジするのか理由を聞いたことありませんが、私には何となくわかる気がします。
さすがだなと感心するし、すごいなと。
やはりカッコいいなと。
では新たなチャレンジはせずにどうすれば「成果を出せるのか」の答えもあります。
解決策の第1歩は、会社のホームーページ見る、成績表も在庫表も会社の問題も理解する→会社がわかる→成績が良い人の行動がわかる→自分を見返す→成績が上昇する→笑顔が戻る→居場所が見つかる!
居場所がないと感じるということは、仕事に真剣であるということ。
居場所がないと思う人を1人でも少なくしたい。
直近の小さな私の目標です。