【参照】神戸新聞NEXT

URL：https://kobe-np.co.jp/news/jiken/202512/0019811613.shtml
 

3年間無人だった実家の空き家で現金1300万円が盗難

兵庫県加西市北条町の空き家で、金庫などに保管していた現金約1300万円が盗まれる事件が発生しました。海外在住の自営業男性（58）が13日午後、「金庫に置いていた現金がなくなっている」と110番通報し、加西署が窃盗事件として捜査しています。
 

勝手口は破壊、室内の工具で金庫をこじ開けられた痕跡

空き家は男性の実家で、約3年前から無人でした。今年1月10日に男性が訪れた際には、金庫内の現金を確認していましたが、12月13日に再び訪れると室内が荒らされており、勝手口が壊されていたということです。家の中にあった工具類で金庫をこじ開けた痕跡も見つかり、空き家が長期間放置されていたことが犯行を容易にした可能性があります。
 

「実家＋金庫＋空き家」という組み合わせが生む危険性

今回の事件は、実家を空き家のまま残し、その中に多額の現金を保管していたことが被害を拡大させた例といえます。所有者が海外在住で訪問頻度が低いことや、防犯設備の不備などが重なれば、空き家は格好のターゲットになります。「実家だから大丈夫」「金庫に入れておけば安心」という感覚と、現実のリスクとのギャップが浮き彫りになりました。
 

空き家は「物理的リスク」と「資産リスク」が重なる

空き家は、侵入・盗難だけでなく、放火・不法投棄・倒壊など、様々なリスクを抱えています。特に、現金や貴金属、通帳、権利証などを残したまま長期間放置すると、金銭的被害だけでなく、個人情報・相続・権利関係のトラブルにも発展しかねません。本来であれば運用や売却に回せた資産が、「空き家の中の金庫」に眠ったまま失われる構図です。
 

「空き家をどうするか」を先送りしないことが最大の防犯策

相続した実家や、しばらく使っていない家を「とりあえずそのまま」にしておくほど、空き家リスクは累積します。短期的には「固定資産税だけの問題」と見えても、長期的には今回のような窃盗事件や、管理不全による責任問題につながる恐れがあります。現金を銀行や金融資産に移すとともに、空き家自体をどうするか（売却・賃貸・引取・解体など）の方針を早めに決めることが、防犯と資産保全の第一歩です。
 

株式会社SAの視点：空き家の中に“眠る資産”を、見える場所へ動かす

株式会社SAは、共有名義・再建築不可・老朽化・相続放棄・所有者不明物件など、通常の仲介では扱いづらい訳あり不動産の法務整理・買取・再生を専門に行っています。今回の事件のように、空き家の中に多額の資産を残したまま放置しておくことは、物理的にも経済的にも極めてリスクが高い状態です。
・長期間帰国できない海外在住の方の実家
・相続したが使う予定がない戸建て・古家付き土地
・管理や防犯に不安を抱えたまま放置している空き家
こうしたケースこそ、早期の売却・買取・引取など「出口設計」によって、資産を空き家の外に移し、現金や別の形の資産に変えていくことが有効です。SAは、権利関係の整理から買取・再生まで一気通貫で支援し、「空き家の中の眠る資産」を安全に社会へ戻すお手伝いをしています。
 

訳あり不動産でお悩みの方へ

共有名義・再建築不可・相続放棄・所有者不明・老朽化空き家・事故物件など、扱いに困る不動産をお持ちではありませんか？株式会社SAが法務整理から売却・再生・引取までを一貫サポートします。
 
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