DIYで価値アップできるの?
「少し直せば高く売れる?」「手間をかけずそのまま売るべき?」
空き家をリフォームして売却するか、現況のまま買取に出すか──費用・時間・リスクを徹底比較し、あなたに合う出口を診断します。
■ 1. 費用比較|リフォーム費 vs 手残り
項目 | リフォーム売却 | 現況買取 |
---|---|---|
初期費用 | 300〜500万円(全面改装) | 0円 |
平均売却価格※ | 1,600万円 | 1,350万円 |
仲介手数料 | 約55万円 | 0円 |
手残り | 約1,245万円 | 約1,350万円 |
※当社調べ・築30年木造2階建(東京郊外)の平均例
ポイント:リフォーム費を回収できるとは限りません。「売却価格-改修費-手数料」=実質手残りで比較することが重要です。
■ 2. 時間比較|完成まで何日?
- リフォーム売却:プラン策定(2週間)+工事(1〜2か月)+販売期間(2〜4か月)
→ 合計3〜6か月 - 現況買取:査定(即日)+訪問(1日)+契約・決済(5〜14日)
→ 最短7日
時間に余裕がない・固定資産税の支払いが負担という場合は買取が有利です。
■ 3. リスク比較|シロアリ・雨漏りの落とし穴
◆ リフォーム売却の主なリスク
- 追加工事…壁を開けたらシロアリ被害で+80万円など想定外の出費
- 工期遅延…資材不足や天候で1か月延びるケースも
- 売れ残り…完成後も買い手がつかず維持費が発生
◆ 現況買取の主なリスク
- 価格が相場より低い(90〜95%)
- 特殊な条件(再建築不可など)は業者選びで差が大きい
■ 4. 成功・失敗ケーススタディ
◎ 成功例|部分リフォームで+120万円
築25年・駅近の戸建。
水まわりとクロス貼り替えのみ(費用80万円)で、買取提示1,200万円 → 売却価格1,400万円にアップ。手残り+120万円。
× 失敗例|改装費オーバーで赤字
築40年・郊外の空き家。
全面リフォームに480万円かけたが、シロアリ追加工事で+120万円。売却価格1,450万円、手残りは買取より70万円低下。
FAQ|よくある質問
Q. DIY(セルフリフォーム)でも売値は上がる?
A. 上がることもありますが、施工品質が低いと値下げ要因になります。水まわりや構造はプロに任せましょう。
Q. リフォーム費をローンで組める?
A. 可能ですが、金利+手数料を含めると手残りが減るケースが多いです。
Q. 残置物が多い場合はどうすれば?
A. 買取業者なら撤去費込み、仲介の場合は自費片付けが基本です。
まとめ|目的に合わせて最適な出口を選ぼう
空き家のリフォーム売却と現況買取は、費用・時間・リスクが正反対。
- 追加投資に見合うリターンが読める → 部分リフォーム+仲介
- 手間と時間をかけたくない → 現況買取
迷ったら、まずは無料オンライン査定で「リフォーム後の想定価格」と「現況買取価格」を同時に聞き比べましょう。
最短3日決済の株式会社SAなら、残置物・シロアリ被害ありでも査定UPが期待できます。