経営者は、従業員の生活を守ると言う人が多いけれど、 心の底から思っている人はどれくらいいるのだろうか。
私が従業員のときを思い返しても会社に守ってもらっているなんて 全く思ったことないし、 守って頂きありがとうございますと思っている従業員もほぼいない と思う。
経営者は、雇用してあげている。
従業員は、働いてあげている。
実際はこのような関係性なのではないだろうか。
私がいた大手企業の話ではあるが、 脂がのっている45歳くらいまでは、 働いてあげているくらいの気持ちの人がほとんどであるが、 定年近くの人は、 会社に感謝している方が多かったように記憶しています。
年齢や能力により思いは変わるのかも知れません。
ではSAはどうなのか?
完全に私の推測ですが、メンバーは会社のために働いてあげているという感覚は少なく、 自分のために働いているという人が多い気がします。
一方の私もメンバーを守ろうと思ったことはないし、 そもそも守れるような評価ルールにもしていないです。
お互いwin- winだから楽しく仕事しているイメージかも知れない。
評価ルールは、 人情は入れず数字だけでフェアに評価するようにしているからです 。冷たく聞こえるかも知れませんが、 抽象的な人情を入れて評価されるほど残酷なものはないと私は思うので す。
オリンピックの国内選考でも一発勝負のタイムだけで選べば誰も文 句はないけれど、 過去の実績とかを加味して選考するから不満が出ると思う。
ウン十年前の古い話であるが女子マラソンなんて揉めに揉めてまし たから・・・
私の年がバレてしまうくらい古い話ですが。