先日、弊社から今年独立した30歳前半のメンバーが事務所に来てくれました。
久々に会ったら「かっこよく」なっていました。
SAで働いているときは、若々しく年齢よりも少し若く見えましたが、この半年でガラリと変わっていました。
老けたわけではなく、勝負している「男としての貫禄」が出てました。
聞くところによると独立して半年、毎月の事務所維持費は月100~150万くらいかかる。
SAにいたときは、営業だけをやっていればよかったが、今は全て自分だけ。
もうやるしかないと言っている姿が勝負している目でした。
男から見てもかっこよかった。
社員が3人いるらしいのですが、経営者と社員では人生を賭けているか否かの違いがあり、
どちらが良い悪いということではなく、同じ思考にはなれるはずもないと理解もしていました。
社員は社員でとても大変、経営者も経営者でとても大変。
どちらも同じ大変さだし、どちらをやるのも自由なわけなので、そもそも自分が選択した人生なので楽しそうでした。
驚いたのは、SAにいたときは、ネットを駆使して短い時間でスマートに仕事して結果を残す代表格だったのが、この半年で一気にモデルチェンジしていました。
もう朝から夜まで1軒1軒、お客様を訪問して、とにかく働いているとのことでした。
泥臭く、アナログに長時間労働していました。
私は他の金融機関の方から、すごく働いていると聞いていたので、うわさどおりでした。
悩みある?と聞いたら「悩みしかないです。考えてもしょうがないので動いています」とのこと。
そうなんです!
悩みがあるということは、悩んでいるようでサボっているだけで、結論、悩んでいないのです。
考えているだけです。
もちろん悩みにも種類がありますよ。
例えば行動さえすれば成果が間違いなく上がるとわかっていたとします。
そこで悩みますかね。
私はガンガン動けばいいのだと思います。
全てを尽くしても成果が出ないときは悩むかも知れませんが、動かず悩むのは早すぎではないかな。
それをシンプルに言われたので、私も改めて独立当初の気持ちを思い出しました。
営業頑張っていた自分を思いました。
最後に、なぜ独立したの?と聞いたら、詳細は割愛しますが、SAは良すぎた。
本当の実力以上の評価となるので、下駄をはいてしまっている。
自分の実力はもっと低いので、40歳になったら苦労するし、その姿を想像して、
苦労するのをわかっていても独立したとのこと。
この話を聞かせたい人、たくさんいました。
この話を聞いて頑張ってほしいとかではなく、私は心にグサッときたからです。
でも本を読んだり、話をいくら聞いても、変われる人はほぼいないので、実は意味ないし、
変われる人は、話を聞かなくても変わっているものなので結果は同じとわかっています。
かくゆう私も変わらない代表格なんですが、今回は変わろうと決意しました。
でも経営者である私がガンガンやることは、会社の雰囲気がピリッとなり、
メンバーにとって良いことではないので、今までどおり雰囲気はダラダラしながらも、
新人だけを育てるという「育てる」仕事を頑張ろうと決めました。
自薦他薦、能力や学歴も一切見ません。
やる気だけ見ます。
やる気のある学生もしくは20代前半の方いませんか?
私が若い人を全身全霊で育てます(もちろん厳しいです)!
ここで熱く語ってもこの代表ブログは、日本人1.2億人の中で、数人からしかアクセスがないことを今気がつきました・・・
大変失礼しました。