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代表ブログ

2024年4月25日

簿記3級

私は不動産鑑定士、宅地建物取引士のほかいくつか国家資格があります。
もちろん不動産業なのでこれらの資格は必要なのですが、会社経営で最も取って良かったコスパ1位は、ダントツ簿記3級です。

 

なぜ簿記3級を取ったのかというと、10年前に勤めていた会社の経理部長が「若手は簿記くらい取れよ」くらいのノリからでした。

「そうっすね!」なんていつもどおり調子良く軽い返事をしていたら、なぜか経理部長は本気で簿記3級を業務後に教えてくれることになり、雰囲気的にやるしかなくなりました。1ヶ月くらい少しずつ勉強した記憶があります。

 

当時は営業で忙しかったので何で簿記?と思いながらやっていました。

 

その数年後、独立することになり、初めは1人で営業から経理までやるのですが、そこでこの知識が役立ちました。

難しいことはわかりませんが、全体感は感覚で何となくわかるのです。
少し実務をしたら税理士さんともある程度、共有言語で話せるようになります。

 

仕訳作業や貸借対照表・損益計算書などアレルギーなくできたのも簿記3級のおかげです。

 

新社会人になる人であと数か月暇だという人がいたら、簿記3級の勉強はお勧めです。
なぜ簿記を勉強するのか。
これは会社の言語でもあるし、知っているのと知らないのでは世界が変わります。
簿記がわからないと銀行対応もできないし、結果、経営が難しいです。

 

大きな組織の社長は、簿記の勉強はしていなくても簿記の知識は間違いなくあります。
細かい部分はわからなくても体系的に貸借対照表・損益計算書を実務に落とし込んでいるので、
あれこれ変だぞ?と気が付きます。

 

おそらくソフトバンクの孫さんやユニクロの柳井さんレベルの方は、実務に必要な簿記というか
会計知識の心臓部分はもうとてつもなく詳しいと思います。

 

10年前に勤めていた会社の経理部長の「若手は簿記くらい取れよ」という言葉に感謝です。

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