仕事をしているとつい、利益度外視になることがあります。
ビジネスは、本来であれば利益にならないものは断ることが正解かもしれませんが、利益が出るものだけ取り組み、そのほかの相談を断るようでは信用の積み重ねにならず、逆に利益が出ない気がしています。
そのため、利益に関係なく、仕事に取組み、気がついたら利益がついてくるイメージで日々仕事をしています。
SAの事業は、訳あり不動産の再生なので、少しでも利益が出れば訳あり不動産の流動化ができた証であり、「国土の最有効活用」になります。
そのためには、近視眼的に利益を求めるのではなく、利益度外視くらいの気持ちで業務をすれば自ずと、年間通せば適正な利益が残り、国土の有効活用という最大の目標を達成できると深く考えないようにしています。
ただ、この事業は厳しいというのが正直な話です。
それは、訳あり不動産の買取りをするためには、多くの競合他社と買取金額を競り合うことになり、自ずと買取金額は高くなり、薄利にならざる負えません。
お客様から訳あり不動産を購入するには、競合他社より1円でも高く買わないと買えないのです。
今のご時世、複数社に価格査定を依頼する時代であり、安く買えることはほぼありません。
私も車を売却した経験がありますが、複数社に価格査定してもらい、最後の1社に絞ってからもあと一押しして高く売却したので、これはお客様にとって当然のことです。
この事業は長期化する案件も多く、利益率が高くないため、慎重な判断が必要ですが、それでも競合に負けないように買取金額を1円でも高くという思いで勝負を挑みます。
最後の1社として声がけしてください。とホームページでも大々的に明記しているため、無駄な経費を削減して、その分、買取金額にはこだわりたいです。
2025年4月30日