私たちSAは、権利関係が超絶複雑な不動産に特化しています。
その権利関係を1つ1つ解きほぐして、不動産を蘇らせ市場に流通させる仕事をしています。
このような超絶複雑な不動産を扱うには、必死にやっても1人で処理できる力をつけるには少なくとも3年はかかります。
それくらい難しい不動産分野に特化しているのですが、意外なことに私たちSAメンバーの半分以上は、不動産初心者です。
ITや広告代理店出身などバックグラウンドは様々です。
なぜ不動産初心者を積極的に採用するのか。
その理由は簡単です。
不動産初心者の方が圧倒的に伸びるという事実が過去の経験から実証されているからです。
不動産初心者の方は知識も経験もありませんが、指導したことに対して疑いもなく愚直にやってくれます(正確にはやるしかない)。
不動産経験があると、どうしても自分のフィルターにかけてそこで取捨選択をして行動に移します。もちろん取捨選択は必要なこともありますが、邪魔になることも多いです。
経験が成長を阻害することが多々あります。
私たちSAは、半分以上の人が不動産初心者ですが、その中でも2年目~3年目にかけて驚くほどの成長を見せてくれます。
1年目はもちろん苦しみますよ。ただし、不動産経験者の方よりも早い成長が望める世界です。これはどの業界でも当てはまるなのかも知れません。
私の尊敬する経営者の方は「経験者は採用しない。採用するのは初心者のみ」と言います。当初は理解できなかったのですが、今は、心底わかります。
では不動産経験者が成長するにはどうすれば良いか。
言葉は悪いですが「まずはバカになってみる」ことだと思います。
過去の経験を一旦置いて、初心者になったつもりで頭を使わずにガムシャラにやるイメージです。
バカになれれば、経験者の成長曲線はすごいものになる。
そう思っています。