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トラブル解決 共有持分

2025年3月17日

共有持分不動産を相続するとき気をつけるべき3点

共有持分不動産を相続するケースは、親族間での遺産分割協議や財産承継と密接に関わるため、慎重な対応が求められます。特に、共有持分は「複数人が特定の割合で所有権をもつ」状態を指し、その権利関係の複雑さからトラブルも生じやすいのが実情です。本記事では、不動産鑑定士・宅地建物取引士としての専門的知見を踏まえ、共有持分不動産を相続するときに気をつけるべき3点を詳しく解説いたします。相続によって共有持分を取得した方や、今後その可能性がある方は、ぜひ参考にしてください。

共有持分不動産とは

そもそも「共有持分不動産」とは、一つの不動産に対して複数の所有者がそれぞれ持分(割合)を有している状態を指します。例えば、相続人が3人いて、家や土地を等分に相続した場合、3分の1ずつ共有している状況になります。しかし共有状態は、相続や意思決定が関わる場面でスムーズな合意形成を阻む原因にもなりがちです。相続後の利用や売却など、各共有者の意見が異なる場合にトラブルが発生しやすい点に注意が必要です。

共有持分不動産を相続するときに気をつけるべき3点

では具体的に、共有持分不動産を相続した際、どのような点に気をつけるべきなのでしょうか。ここでは、大きく3つのポイントに絞って解説します。

1. 持分の割合と評価額を正確に把握する

共有持分不動産の相続において、まず重要なのが「自分がどのくらいの持分を保有しているか」と「その持分の価値はどれくらいか」を正しく理解することです。相続税や譲渡所得税などの税金の計算、そして将来的に売却や譲渡を考える際にも、正確な評価が不可欠となります。

評価額を把握する手段としては、以下のような方法があります。

  • 不動産鑑定士による鑑定評価:専門家の鑑定書を取得することで、客観的・専門的な評価額を得られます。
  • 不動産会社などによる査定:市場動向を踏まえた査定額を参考にできますが、会社によってばらつきが生じる場合もあります。

相続で揉める大きな要因の一つが「不動産の価値に対する認識のズレ」です。正確な持分評価を早期に行い、家族間で共有しておくと後々のトラブルを最小限に抑えられます。

2. 共有者間の話し合いと将来プランの明確化

共有持分不動産を相続した後、どのように不動産を活用していくのか、あるいは売却や賃貸に出すのかといった方針を共有者全員で話し合い、方向性を定めることが大切です。特に、以下の点を明確にしておきましょう。

  • 利用方法:誰が住むのか、賃貸に出すのか、空き家のままにしておくのか
  • 費用負担:固定資産税や修繕費などの負担割合
  • 将来の見通し:数年後、十数年後に売却するのか、または買い取りするのか

共有不動産は、利用方針や管理費用負担を巡って意見が対立しやすい特徴があります。特に相続直後は、気持ちの整理がつかないまま話し合いが進まないケースも多く、先延ばしにしてしまうことも珍しくありません。しかし、時間が経てば経つほどトラブルが拡大・深刻化する可能性が高くなるため、早い段階で将来プランを共有者全員で話し合うことが重要です。

3. 共有状態を解消する選択肢を検討する

共有持分を相続した後も、共有状態を続けることにデメリットが多いと感じる場合は、早めに解消を検討することをおすすめします。共有状態を解消する方法としては、主に下記のような手段があります。

  • 共有者間での買い取り(持分譲渡):
    共有者の一人が他の共有者の持分を買い取る、あるいは特定の共有者が自分の持分を他者に譲渡して現金化する方法です。話し合いでスムーズに進む場合は、比較的早期に共有解消が実現できます。
  • 不動産全体の任意売却:
    共有者全員の合意を得て不動産そのものを売却し、売却代金を持分割合に応じて分割する方法です。ただし、所有者全員の合意が必要となるため、意見が対立していると成立が難しい側面もあります。
  • 共有物分割請求(裁判手続):
    任意での合意が難しく、協議が平行線のままの場合には、裁判所に「共有物分割請求」を行って強制的に共有を解消する方法があります。現物分割が難しい場合は、競売にかけられることになり、市場価格より安く売却されるリスクが高い点に注意が必要です。

共有状態を解消すべきかどうかは、各人の状況やライフプラン、当該不動産の立地や市場価値、そして相続税・固定資産税などの税負担も含めて総合的に判断する必要があります。相続人全員が納得できる選択肢を探るために、弁護士や不動産鑑定士、税理士などの専門家と連携することも視野に入れましょう。

共有持分不動産における税金の注意点

共有持分不動産の相続に際しては、税金面の対策も見落とせません。相続税の課税対象となるのは共有持分の評価額であり、単独所有の場合と比べて評価が下がるケースもあります。しかし、複雑な権利関係から正確な評価額算定が難しい場合も少なくありません。加えて、将来的な売却時には譲渡所得税や住民税も考慮しなければならないため、専門家への早期相談が望ましいでしょう。

相続トラブルを最小限に抑えるためのポイント

相続した共有持分不動産に関してトラブルを回避するには、以下のポイントが重要になります。

  • 遺言書の作成・確認:相続が発生する前に遺言書を整備しておけば、遺産分割協議がスムーズに進みやすく、持分の帰属に関する争いも減少します。
  • 専門家との連携:相続税、譲渡所得税、所有権移転手続など、幅広い知識が求められるため、不動産鑑定士や弁護士、税理士など複数の専門家を活用しましょう。
  • 共有者間のコミュニケーション:相続後、できるだけ早い段階で共有者同士で話し合いの場を設け、将来プランや費用負担のルールを明確化しておくことが大切です。

まとめ

共有持分不動産を相続すると、複数の所有者が存在することで意思決定が難しくなり、費用負担や管理責任が不明確になりがちです。特に、以下の3点に注意しつつ手続きを進めることが、後々のトラブル回避につながります。

  1. 持分割合と評価額を正しく把握し、財産価値を正確に認識する
  2. 共有者全員で将来プランを話し合い、管理・利用の方針を明確にする
  3. 共有状態を解消する選択肢を早期に検討し、合意形成を図る

相続は感情面や人間関係も絡むため、問題が長引くと家族の絆にも影響を及ぼしかねません。まずは共有者同士で十分に話し合い、それでも難しい場合は専門家の助けを借りて、円満な相続を目指しましょう。

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