よく会社のような組織には「2:6:2の法則」というのを聞くことがあります。
この「2:6:2の法則」は、組織になると、優秀な上位層が20%、平均的な中位層が60%、下位層が20%に分類されるというものです。
この法則は働きアリの集団にもみられるらしく、働きアリのうち、積極的に働くのは20%だけで、60%は普通に働き、残りの20%は働かないらしい。
これが本当かはわかりませんが、巷ではよく言われています。
この2:6:2の法則はさまざまな分野に当てはまり、優秀な選手ばかりを集めたスポーツチームでもこのパーセンテージらしいのです。
これをうちの会社で当てはめて考えてみました。
組織というものは、サポートしてくれる縁の下の力持ちタイプ、場を和やかにしてくれるタイプ、ベテラン勢が場を明るくして優しく包み込んでくれているなど様々な役割があるので明確に2:6:2の法則が当てはまっているか、よく考えるとわからないものでした。
そこで、変動要因を無くすため、血も涙もない「利益」という観点だけでシンプルに考えてみました。
そうすると1:9の法則のようにかなりいびつな感じになりました。
ごく一部の人だけで会社の半分以上、いや70%くらいの利益をもたらしているという事実です。
こんな会社はかなり危険だと思いませんか?
この一部の人が抜けたら私たちSAはどうなってしまうのだろうか。と残業していたメンバーとワイワイ雑談しました!
単純にSAのことを知らない人は、倒産レベルでヤバいと言うと思います。
これは当たり前ですよね(笑)。
ただそう答えた方は、SA検定3級レベルです(そんな検定誰も興味ないけど・・・)。
毎日残業している若手メンバーは、何と言ったと思いますか?
1年前なら倒産レベルでヤバかったですよね。ただ、「今なら何とかなります」と。
一時的な売上・利益ダウンはもちろんあるけれど、どうにかなりますねと。
これはトップセールスも私も同じ意見だったので間違いないと思いますし、若手メンバーの意見というところが嬉しかったです。
今なら何とかなる理由は、1年前と違って若手メンバーを中心にどんどんレベルアップしているというものでした。
一方のベテラン勢も若手がのびのび仕事できる雰囲気作りをしてくれるので良い相乗効果がすごいです。
これは私も日々実感しています。
1年前と、1:9という表面的な利益構造は同じでも、中身は全く違う力強さがあり、来年、再来年と楽しみすぎます。
今年(2024年)に入社して、今は箸の上げ下げから基礎から学んでいるメンバーが、2年後には大エースになっている可能性があります。
2年後に本日、書いているこの代表ブログを読むのが楽しみです。