仕事ができる「エース」と呼ばれる人は、とにかく忙しい。
案件依頼からはじまり、ミーティング、メール数という物理的な業務だけでなく、仕事以外の組織の相談や人材育成に渡るまで、兎にも角にも膨大な量を日々こなします。
例えば、メールの数を見ても驚きの多さです。
当然ながら1つ1つ読み、対応しています。読むだけでも大変ですが、深い思考を持って考えて読んでいるのです。頭を使わない作業ではなく、思考を使う業務です。
そこで私は思ったのです。
単なる量だけではなく、思考の深度も必要であり、体力だけでは無理・・・これは一種の才能であり、経営者と同じように「エース」という職業なのではないかと。
「エース」という職業は、視野も驚くほど広いのが特徴です。
例えば、全く仕事に関係がないインターン生のことも見ているし、新人の行動はもちろん、電話の内容や顔色まで把握しています。ただ、聞かれない限り、無駄に言わないだけという感じです。
会社のことを最も見ている経営者である私が「最近、●●だと思うんですよ。どう思いますか?」と聞くと「そうっすね。ここ半年くらい●●ですよね。」と良い変化も悪い変化も100%気が付いています。90%ではないです。100%なんです。
そして「どうすれば良いと思います?」と聞くと「私ならこうします」とか、「今は流れに任せるしかない」とか芯を食った回答がすぐきます。人情味はありつつも、無理なものは冷静に分析をして、時には冷酷に判断するイメージです。
もっと驚くべきは、寝る間もないほど働いているのにこの代表ブログまで全て読んでいるという事実です(驚)
日本人1億2000万人のうち、選ばれし?ほんの数人しか読まないこの私のブログをです・・・
自社のホームページを見ている人はどれくらいいるのだろうか。
私が会社員のときは、自社のホームページを見ることはほぼありませんでした。
独立して成功している創業メンバーの1人も昼夜問わず忙しく動いていますが、驚くほどよく見ているし、レスポンスも早い。
種は現場に落ちている的な感じなのでしょうか。
すごい経営者と会うと事前に良く見ているし、質問も深く、無駄な質問しない。イマイチの人は、良くは見ている方もいますが、質問が表面的で「とりあえず質問」が多い。
少し話せばすぐ実力はわかるものですよね。
できる人ほど見ている。それが実力。
社内でもよく見ているメンバーは、成長速度が違います。
仕事を仕事として考えているうちは「エース」という職業には就けないのかも知れません。