新卒で入社する会社は、ベンチャー企業と大手企業のどちらが良いか。
私が就職する時代は、ベンチャー企業に就職するよりも大手が人気だった。
私のような能力のない学生は、大きければ大きいほど安定して良いくらいのイメージだったです。
今の時代は、高学歴な方や優秀な方がいきなりベンチャー企業に就職を希望する人もいます。時代は変わったと思います。
弊社は、設立5年目かつメンバーも数十人という小規模です。
不動産と教育事業を主軸にしているため、イメージするベンチャー企業ではないかも知れませんが、規模的には「まさにベンチャー企業」です。
では、新卒でベンチャー企業と大手企業のどちらに就職するのが良いか?真剣に考えるため、自分の子供に相談されたらを想定して考えてみました。
私の意見は「入社可能なら大手企業に勤め、その後、ベンチャーに転職するのもあり」です。
大手企業は、社内ルールや指示系統ができているため、そのルールに従って限られた時間で業務処理をする能力のほか、無駄に感じる資料作成、つまらない飲み会に喜んだ風に参加するなど、業務能力と人間力が養われる。
ベンチャーはその逆が多い。そもそもルールは未整備で改善しながら進んでいく。
ベンチャー企業と大手企業のどちらが良いということではなく、求められる能力もまた違うと思う。
「高学歴でキチっと誠実な人」と「ダラけているがSNSフォロワー10万人いる人」が面接に来たとする。
弊社なら「ダラけているがSNSフォロワー10万人いる人」を秒で採用する。
大手企業は逆かも知れない。
弊社ではインターン生をたくさん採用してきました。
半年以上、一生懸命に働いてくれたインターン生から相談があった。
「弊社に新卒で就職するか、就職活動して大手企業に就職すべきか」という相談があり、私は迷わず「大手企業が良い」と伝えました。
このインターン生は優秀で、弊社で活躍が期待できるけれども、若いうちに業務能力と人間力が養うことが将来より伸びると思ったからです。
このインターン生は、まず大手企業にチャレンジして、その後、もし弊社を覚えていてくれて数年後に入社したら大活躍するのではないかなと期待しています。
そのためには、数年後に戻ってきたいと思える魅力ある企業に成長しないといけない。