株式会社SA|共有不動産の解決実績No.1

COLUMN

コラム 空き家買取

2025年6月1日

空き家を売る・貸す・残す|家族で方針を決めるための比較ガイド

空き家の方針は、今後使う予定と、費用・管理を担えるかを合わせて考えます。売る、貸す、残すのいずれにも準備と負担があります。家族の希望を整理し、物件の条件を調べてから選ぶと、必要のない工事や手戻りを減らせます。

内容確認・更新:2026年10月16日

空き家を売る・貸す・残すときの違い

選択肢 主に確認すること 続けて負担すること
売る 売却対象、価格、引渡しまでの作業 引渡しまでの管理、費用・税金等の精算
貸す 需要、必要な修繕、賃貸条件 維持修繕、空室、入居者への対応
自分や家族で使う 利用時期、建物の安全性、生活設備 税金、管理、修繕
当面は保有する 管理担当、予算、次に見直す時期 利用しなくても発生する維持費

思い出を残したい気持ちと、管理に通える頻度や費用の上限を、どちらも書き出してみましょう。保有を選ぶ場合は、いつ何を確認したら方針を見直すかも決めておくと、判断を先送りし続けることを防げます。

家族で話す前に、名義と現在の状態を確認する

方針を決める順番
  1. 1 / 3事実をそろえる所有者、相続、傷み、管理費用を確認
  2. 2 / 3希望を比べる使う予定と、費用・作業を担える範囲を整理
  3. 3 / 3条件を調べる修繕・賃貸・売却の提案を同じ前提で比較

相続の話し合いが終わっていない場合は、物件の使い道と、誰が相続するかを分けて整理します。共有の場合も、自分だけで物件全体を処分できるわけではありません。家族だから全員同じ考えだろう、と推測せずに確認しましょう。

空き家の定義と、管理に関する制度を混同しない

空家法の「空家等」は、居住などに使われていないことが常態である建物等と、その敷地を指します。「1年以上、売りにも貸しにも出していない家だけ」という一律の定義ではありません。利用の実態などから判断されます。

適切な管理がされず、そのまま放置すると特定空家等になるおそれがあるものは、管理不全空家等として指導・勧告の対象になります。倒壊等の危険、著しい衛生上の問題などがある特定空家等には、助言・指導、勧告、命令などの制度があります。行政代執行にも法に定める要件があります。

管理不全空家等や特定空家等に対する勧告を受けた土地は、住宅用地特例の対象から外れることがあります。「空き家になっただけで税額が6倍」と覚えるのではなく、対象、手続き、税額の計算を分けて確認しましょう。

民泊・空き家バンク・補助金は、利用条件を調べる

  • 民泊:住宅宿泊事業法による届出の制度は年間180日が上限で、自治体の条例による制限等も確認します。旅館業法による許可等とは別の制度です。改修前に、建物・消防・運営の条件を確認しましょう。
  • 空き家バンク:売りたい・貸したい所有者と利用希望者をつなぐ仕組みです。自治体が買い取る制度とは限らず、登録しても成約が保証されるわけではありません。
  • 補助金:対象者、建物、工事、申請時期などの条件があります。工事の契約や着手前の申請が必要な場合もあるため、先に窓口で確認します。

活用案を比べるときは、収入の見込みだけでなく、初期費用、維持費、空室、運営の手間を含めます。希望する使い方ができるか分からない段階で、大きな工事を発注しないことが大切です。

売却を検討する場合は、片付けや解体の前に相談する

仲介で買主を探す方法と、買取会社が直接購入する方法を比較します。査定額と、契約で合意する購入価格は同じではありません。残置物、修繕、測量などを誰が負担するかまで確認します。

解体すると、今ある建物を使う選択肢を失います。再建築の可否や土地の税の扱いも変わり得るため、解体後の計画と現状での売却条件を先に調べましょう。

当面の方針が決まらなくても、必要な安全対策や管理は続けます。屋根や外壁が危険な状態であれば、自分で無理に作業せず、状況に合う専門の窓口に相談してください。

売却の進め方を、専門チームに相談する

空き家を使い続けるか、手放すか迷っている方もご相談ください。専門チームが物件の状態と希望を伺い、現状での買取条件を整理します。

相続・不動産売却について相談する

不動産会社・仲介会社の方は、物件の買取相談・資料送付はこちら。

あわせて読みたい記事

参考資料

キーワード

カテゴリ

株式会社SA