【参照】FNNプライムオンライン(サガテレビ)
URL:https://www.fnn.jp/articles/-/991101
相続放棄で「管理者不在」になった危険空き家、強制撤去が現実に
社会問題となっている空き家の中でも、特に深刻なのが「所有者が亡くなり、相続人が権利放棄して放置された危険空き家」です。
サガテレビは、こうした危険空き家に対し自治体が「略式代執行」で強制撤去に踏み切るケースが増えている現状を報じています。
略式代執行は空き家対策特別措置法に基づく強制撤去の手段で、所有者が不明・不在のケースでも、住民の安全を優先して解体を進めることができます。
伊万里市が初の略式代執行 屋根瓦落下・通学路沿いで危険性が顕在化
佐賀県伊万里市は、老朽化した木造2階建て住宅を危険空き家として1月19日から撤去作業を開始しました。
この空き家は2年ほど前から屋根瓦の落下など老朽化が進み、近隣住民が危険性を指摘していました。通学路に面していることもあり、倒壊や落下物による事故が懸念される状況でした。
所有者が死亡し、相続対象者が権利を放棄したため、誰も管理しない状態が続いていたとされています。
撤去費用は約380万円、自治体負担が避けられない構造
伊万里市によると解体費用は約380万円で、来週から重機が入り、その後2週間ほどで撤去が完了する予定です。
略式代執行の現場では、住民の安全確保が最優先である一方で、費用負担は自治体側にのしかかりやすいのが実情です。空き家が増える地域ほど、危険空き家の撤去コストが積み上がり、財政と人員を圧迫するリスクが高まります。
空き家は「所有者が管理すべき」だが、現実には管理者が消える
伊万里市の担当者は、草が生えて景観が悪化することにも触れ、「空き家は所有者に適正な管理をお願いしたい」としています。
しかし現場では、相続放棄が連鎖した結果、管理主体が消えるケースが増えています。相続人が多数いて合意できない、遠方に住んでいて関与しない、費用負担を避けたいなどの理由で「誰も触れない空き家」になりやすく、最後は自治体が危険除去を担う構図が生まれています。
「危険空き家になる前」に動けるかが分岐点
危険空き家が略式代執行に至るまでには、老朽化の進行と放置の時間があります。
・屋根瓦の落下
・外壁の剥落
・雑草や樹木の繁茂
・不審侵入や放火リスク
といったサインが出ている段階で、売却・解体・賃貸・引取などの方向性を決められれば、通学路の安全や地域の景観悪化を未然に防げる可能性が高まります。
「危険になってから」では、選択肢は減り、費用は増えます。
株式会社SAの視点:相続放棄の前に“出口設計”をつくる
株式会社SAは、共有名義・再建築不可・老朽化・相続放棄・所有者不明・事故物件など、通常の仲介では扱いづらい訳あり不動産の法務整理・買取・再生を専門に行っています。相続放棄が連鎖すると、空き家は「誰のものでもない危険物」に近い状態になり、自治体が代執行をせざるを得なくなります。
その前段階で、
・相続人がいるうちに売却や買取の可能性を検討する
・共有や名義を整理して意思決定できる状態に戻す
・家財整理や解体費の見積もりを可視化する
・引取サービスなども含め出口を比較する
といった“出口設計”ができれば、略式代執行に至るケースを減らせます。
SAは、危険空き家を生む前に不動産を動かし、地域の安全と自治体の財政負担の両方を軽くする役割を担っていきます。
訳あり不動産でお悩みの方へ
共有名義・再建築不可・相続放棄・所有者不明・老朽化空き家など、扱いに困る不動産をお持ちではありませんか?株式会社SAが法務整理から売却・再生・引取までを一貫サポートします。
【24時間電話相談OK】TEL:03-6823-2420
【問い合わせフォーム】https://sakk.jp/contact/
東京の住宅問題を、動かない不動産の再生から解決します。
