空き家は、もう例外ではない
秋田市では2025年度の町内会調査で、回答が得られた789町内会だけで4916戸の空き家が確認されました。
このうち管理が不適切な空き家は1592戸、危険な空き家は332戸にのぼります。
空き家は景観の問題ではありません。放置されるほど、防災、防犯、衛生の問題へ変わっていきます。
空き家を「資源」と呼ぶ26歳が、秋田で店を開いた
こうした現実の中で、2026年2月、秋田市保戸野に不動産店「あきた~ふどうさん」を開業したのが南雄太さん(26)です。
大学卒業後に大手不動産会社で経験を積み、2025年に地元へ戻って起業しました。
空き家を「厄介な残り物」ではなく、次の担い手へ渡せる資源として見直そうとしています。
起点は、空き店舗を直した交流拠点だった
南さんの活動の基盤になっているのは、若者グループ「AKITA “KARA”」です。
拠点は、空き店舗をリノベーションした交流スペースで、創業支援や移住イベントの場として使われています。
空き家や空き店舗の再生は、建物を直すことより先に、「ここに人が集まる理由」を作れるかで差が出ます。
再生の始まりは、地域を歩くこと
南さんは、保戸野地区を中心に空き家や空き店舗の活用を進めています。
物件探しで欠かせないのは、地域を実際に歩くことだといいます。
長年放置されたアパートや空き地の中にも、少し手を入れれば次の使い手につながるものが残っている。その感覚が、机上の査定ではなく現場の再生を動かしています。
実務の論点:空き家は「古いから使えない」のではなく、「次の用途が決まらないから止まる」
空き家問題は、建物の老朽化だけで説明すると浅くなります。
本当に重いのは、直せば使える物件でも、所有者が動かず、使い道が決まらず、流通の入口にすら乗らないことです。
市場に出ないまま劣化する家と、地域の中で次の用途を与えられる家。その分岐は、建物の状態だけではなく、担い手と発信の有無で決まります。
株式会社SAの視点:空き家が「負債」になるのは、価値がないからではなく、渡し方がないからです
株式会社SAは、このニュースを若者の好事例として消費するだけでは足りないと考えます。
本当に重要なのは、空き家に価値がないのではなく、価値を受け取る次の人へ渡す仕組みが弱いことです。
空き家は、売る、貸す、直す、壊すの順番が決まらないまま時間が過ぎると負債になります。逆に、地域の中で面白さや用途を見つけられれば、同じ建物でも資源に変わります。
空き家再生は建物の問題ではなく、流通と編集の問題です。
株式会社SAは、相続・共有の法務整理から、売却、再生、引取、出口設計までを一貫して進め、動かない不動産を地域の中で流通できる状態へ戻します。
訳あり不動産でお悩みの方へ
共有名義・再建築不可・相続放棄・所有者不明・老朽化空き家・事故物件など、扱いに困る不動産をお持ちではありませんか?株式会社SAが法務整理から売却・再生・引取までを一貫サポートします。
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