株式会社SA

代表ブログ

2023年4月1日

公平性について

私たちSAは、年齢・性別・経歴を一切問わず、評価ルールは1つしかありません。

人事評価をして360度評価とかも一切やりません。

自己の経験から意味がないと思っているからです。

 

そのため、私たちSAは「数字」しか評価しません。

非情に見えるかも知れませんが、私は非情だと思っていないんです。

それは、上席の好き嫌いで評価される方がよっぽど非情と思うからです。

 

 

例えば以下のとおりです。

Aさんの場合

基本給20万円+インセンティブ10%の雇用とします。

この人が1億円の利益を上げたとすると年収は以下です。

年間基本給240万+インセンティブ1,000万=1,240万

還元率は、1億利益を上げているので「12.4%」です。

 

Bさんの場合

基本給20万円+インセンティブ10%の雇用とします。

この人が1,000万の利益を上げたとすると年収は以下です。

年間基本給240万+インセンティブ100万=340万

還元率は、1,000万利益を上げているので「34.0%」です。

 

還元率が異なります。

本来なら還元率は同じになるべきだし、Aさんが優秀なのでAさんに還元したいけど、逆になる。これは日本の縮図に感じます。

つまりできるAさんがBさんを養うイメージです。

しょうがない部分はありますが、私はこれが好きではありません。

 

そのため、私たちSAは、年齢・性別・経歴を一切問わず、評価ルールは1つとしています。

利益●円×「▲%」というこの▲部分は、全員一律です。

還元率は全員同じというものです。

 

よって評価制度については、完全な公平性が保てますので問題はありません。

しかし、人間としては一番気を遣うところです。

経営をしていて問題と思うことは、人間として公平性をとれているかどうかです。

私は人の好き嫌いがないタイプですので、公平を図っているつもりですが、見方によってはいろいろな捉え方をされることもあると思っています。

 

現実、メンバーから言われたことはありませんが、私が一番気をつけている点です。

例えば、とても優秀な営業マンと、また駆け出しの営業マンがいたとします。

どちらの意見を採用するかは「その内容」によって決めるのが公平性だと思っています。

優秀か否かではありません。

私が気をつけていることは、自分の中では一本筋が通った公平だと思っても、ある側面や立場から見ると公平に見えないことが多々あります。

そのため、しつこいくらいに念にはという思いで、なぜこう判断したのかという理由をしっかり自分の口から全員に説明してように心がけています。

 

評価制度は完全に公平になった。

あとは私が完全に公平になるように、公平だと評価してもらえるように頑張ります!

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