私たちSAグループでは、メンバーの仕事に対するモチベーションについて、会社は一切無関心になることにしました。
正確には、今までは仕事や役割を与えたり、報酬面で考慮したりと、働くメンバーのモチベーションがどうすれば上がるかを日々考えていました。
例えば飲み会等をして、気持ち良くなる言葉で褒めれば、一瞬モチベーションはUPするけれど、数日維持できれば良い方で、基本的にはその場だけで終わる。
会社が作り出すことができるモチベーションなんて瞬間UPは出来ても、維持はまずできない。ということ。
結局、巷でよく言われているように「モチベーションは自分で作り出すしかない」という結論に至りました。
設立5年でたくさんの本に書いてあるような当たり前の結論にようやくたどり着きました・・・
仕事で結果が出れば、モチベーションは勝手に上がっていくし、結果が出続ければ維持もできる。
当たり前の中の当たり前ですけども・・・
先日、20代の若手メンバー3人と私でどんな家に住みたい?という雑談をしていました。
若手ならではの「タワマンに住みたい」・「港区に住みたい」・「都内でかつ海が見えるところに住みたい」と意見は色々
そこで今度、私がお勧めする港区にあるタワマンを若手3人と内覧に行くことになりました。
20代の若手メンバーにとってその家賃は、かなり高いけれど、「結果を残し続ければ」払うことは無理ではないという水準
1名の若手メンバーは、自分の成長に賭けて本当にそこに住む可能性が大いにあります。
絶対にここに住みたい。もっと仕事やりますと彼らのモチベーションが相当高くなっているのを見て、
彼らが頑張れば、会社が儲かるなとか、そういった嬉しさではなく、なぜか羨ましくなりました。
40代にもなると、ここに住みたいとか、この車に乗りたいなどの欲が急速に無くなり、「物」ではモチベーションが上がらない・・・
家も車も全て手に入れたからではなく、何にも手に入れていないのに欲だけなくなるという始末です(私だけかもですが)。
モチベーションは自分で作り出すものだけど、年齢と共に作り出すこと自体が難しくなっているということに気が付きました。
では、私のモチベーションを上げるにはどうすれば良いか、1日考えた結果、
この3名の若手が住みたいタワマンに住めるように成長したらとっても嬉しいなと率直に思った。
いつか住めるようにではなく、1年以内に住めるように育てることが経営者としての私のモチベーションになりました!
本日(2022.10.19)から1年後となると2023.10.18が期限です。
この若手3名が1年以内に憧れのタワマンに住めるように、時には厳しく、基本は楽しく不動産実務を教えていきます。