これは社内でも色々と議論がありとても面白いです。
「超優秀でガンガン働く人だけを採用」 すれば会社は成長するというのが普通の考え方だと思います。
会社の成長は採用が全てのような考えも多いです。
ただ私の考えはちょっと変わっています。
超優秀でガンガン働く人、そこそこ優秀であまり働かない人、 普段はのんびりしているけど短期集中な人、
優秀ではないが誰よりも働く人、何があっても明るく前向きな人、 機械のように正確な人から誤字脱字が笑えるくらい多い人まで、
もうごちゃまぜにするのが好きです。
初めは同じような人ばかりでは会社がつまらないので、 ごちゃまぜ採用していましたが、
年々、売上・利益は右肩あがりです。
ビジネスモデルが良いと言われることもありますが、 ビジネスモデルだけでうまく行くほど甘くないので、
良いメンバーが集まっている証拠だと私は考えています。
なかなかできないメンバーが成果を上げると会社は盛り上がるし、 超優秀なメンバーが文字通りすごい成果を出せば歓喜だし、
誤字脱字が多い人がうっかり完璧な仕事をしたら明るくなるし。
社内で同じ時間に、 あるチームは朝から晩までガンガン仕事しているのに、 隣のチームはくらだない話をして盛り上がっていたり、
その隣のチームはごはんを食べていたり。
うまく表現できませんが、会社に活気があるんです。
私は昭和時代のモーレツ会社員を経験した世代ではないのですが、 高度経済成長を支えたときの強かった日本時代の企業はどこもすごい活気があったと思うんです 。
youtubuなどで昔の動画を見るだけで活気が伝わってきます 。
そうなると私の仕事って何だろうと考えました。
自分なりに出した答えは、メンバーの肩の力を抜かせることです。
肩に力が入ったらスポーツだってうまく行かない。
友達と遊ぶときは、肩に力が入らないからたくさん遊べるし、 楽しい。
不思議と友達と話していると噛まないけれど、 結婚式の司会とか大切なプレゼンだとすぐ噛んでしまうのは、肩に力が入ってしまっているのだと思います。
つまり失敗します。
年齢性別を問わず、私も若いメンバーからいじられるし、 おじさんと呼ばれることだって、 同年代のメンバーから飲まされることだってある。
いい感じに力が抜けているので楽しいし、 この雰囲気こそが会社が成長する証拠な気がします。
会社の成長は、誰を採用するかよりも、 会社の雰囲気によるものが大きいのではないだろうか。 というのが私の考えです。
その考えが正しいかはわかりませんが、 6期目で売上55億を超えたので間違いではなさそうです。
みなさんの意見も聞いてみたいです。