株式会社SA|共有不動産の解決実績No.1

SOLUTION

トラブル解決 再建築不可物件

2025年8月10日

解体する?そのまま売る?再建築不可「解体更地」のメリット・デメリット|株式会社SA

再建築不可「解体更地」どうするのが正解?

 

「ボロボロの家を壊して更地にした方が高く売れる?」
再建築不可物件を手放すとき、解体費150万円前後をかけるか、そのまま売るかで悩む人が多いです。
この記事では①解体のメリット → ②デメリット → ③判断チェックリストを、やさしい言葉で解説します。

 

 

■ 1. 解体して更地にするメリット

  • 買い手の用途が広がる…駐車場・資材置き場・家庭菜園などイメージしやすい
  • 老朽化リスクがゼロ…倒壊・シロアリ・雨漏りの心配がなくなる
  • 現地確認が楽…内覧不要で購入判断が早い

価格アップ効果:古家付きより+30〜100万円高く売れた事例もあります。

 

■ 2. 解体のデメリットと注意点

◆ デメリット3つ

  1. 解体費が高い…木造30坪で120〜180万円
  2. 固定資産税が上がる…更地は住宅用地の特例が外れるため3〜4倍に
  3. 産廃処分の追加費…アスベストが見つかると+20〜40万円

◆ 注意点

  • 助成金の確認…自治体によっては10〜50万円の補助制度あり
  • 境界トラブル…解体前に隣地と境界確認を書面で残す

 

■ 3. 「解体」vs「現況売却」比較シミュレーション

条件 解体して更地 現況のまま売却
売却価格 420万円 350万円
解体費 ▲150万円 0円
固定資産税(半年分) ▲3万円 ▲1万円
手残り 267万円 349万円

※木造30坪・郊外エリア想定。数字は目安です。

結果:この例では現況売却の方が+82万円
解体費を上回る価格アップが得られるかが判断のカギです。

 

■ 4. 判断チェックリスト【5問で判定】

各質問で「はい=1点」「いいえ=0点」。合計3点以上なら解体向き、2点以下は現況向きです。

  1. 隣地から「危ないから早く解体して」と言われている
  2. 自治体の解体補助金が使えそう
  3. 建物にアスベストの可能性が低い
  4. 解体後は駐車場や貸地として活用するプランがある
  5. 資金に余裕があり、固定資産税の増額を許容できる

 

FAQ|よくある質問

Q. 解体費を安くするコツは?
A. 相見積もりを3社以上取り、「産廃処分費込み」で比較しましょう。

Q. 更地にしても再建築不可は変わらない?
A. はい。接道条件が変わらない限り再建築はできません。

Q. 解体せずに高く売る方法はある?
A. セットバック許可や43条2項許可で「再建築OK」に変えると価格アップが狙えます。

 



 

まとめ|解体の「費用対効果」を数字で判断しよう

再建築不可物件は解体=高値とは限りません。

  • まず解体費と更地価格をシミュレーション
  • 固定資産税が上がる点も忘れず計算
  • 数字で赤字なら現況売却を選ぶ

「解体した場合」「しない場合」の両方を聞き比べたい方は、株式会社SAの無料オンライン査定で2パターン同時にチェックしてみましょう。

 

キーワード

カテゴリ

まずはお気軽に
ご相談ください。

お客様のお悩みをしっかりお伺いし、プロの視点で解決の糸口を見つけます。

24時間電話相談OK
03-6823-2420
24時間受付中
お問い合わせフォーム
友達登録で簡単
LINEで無料相談
株式会社SA