七尾署がベトナム人2人を再逮捕
能登半島地震で被災した空き家に侵入し、仏具を盗んだとして七尾署と石川県警捜査1課は11日、ベトナム籍の男2人を再逮捕しました。逮捕されたのはドアン・フ・ホアン容疑者(21)とレ・ヴァン・ザン容疑者(29)で、いずれも住所不定・無職。容疑を認め、「売ってお金にするためだった」と供述しています。
被災家屋の空き家から仏具7点を盗む
容疑は9月29日午後から10月1日までの間に七尾市内の木造2階建て空き家へ侵入し、仏具7点(時価約5500円相当)を盗んだというもの。現場は震災前から空き家となっており、無施錠の窓から侵入したとみられています。被害者が「空き家に泥棒が入った」と通報したことから事件が発覚しました。
押収品は150点以上、被災地での窃盗が多発
七尾署は、容疑者の使用していた一軒家から150点以上の被害品を押収し、11日に公開しました。被災地では、倒壊や空き家化した住宅を狙った窃盗事件が相次いでおり、地域の防犯体制の強化が求められています。
被災空き家の管理と防犯の両立が課題
災害後の空き家は、所有者不明や管理不能となるケースが多く、防犯・防災の両面でリスクが高まります。自治体による巡回や、防犯カメラ設置の支援制度の整備が急がれます。空き家を放置せず、早期の整理・再生に取り組むことが、地域安全の第一歩です。
株式会社SAの視点:被災地の空き家を再び動かす
株式会社SAは、地震や災害で放置された不動産の法務整理・再生を通じ、地域の安全と資産価値の回復を支援しています。所有者不明・相続放棄・再建築不可など、複雑な空き家でも適正な手続きを経て再生可能に。被災地の空き家を「課題」から「資産」へ変える仕組みづくりを進めています。
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