【参照】STVニュース
URL:https://www.stv.jp/news/stvnews/kiji/stad7acc167e94436ea936599fcc96775d.html
住宅街の空き家解体中に「砲弾のようなもの」を発見
北海道恵庭市大町1丁目で11月18日、空き家を解体していた業者が廃材の中から「砲弾のようなもの」2つを発見し、警察へ通報しました。現場は保育園や住宅が密集する生活圏で、突然の不発弾のような物体の発見により、地域住民に緊張が走りました。警察によると、大きさは直径9センチ・長さ16センチのものと、直径7センチ・長さ13センチのものの2点でした。
半径150メートルの立ち入り規制、自衛隊が安全確保へ出動
警察は念のため半径約150メートルの範囲を立ち入り規制とし、住民の安全確保を図りました。午後4時ごろ、自衛隊が現場に到着し、砲弾のような物体を回収。規制は解除され、大きな混乱やけが人は確認されていません。今回のように、老朽化した空き家の解体中に予期せぬ危険物が発見されるケースは、全国的にも散発的に報告されています。
「空き家×危険物」──老朽化した住宅の課題が顕在化
空き家は放置される期間が長いほど、内部が把握されない状態になり、危険物・医療廃棄物・不審物の混入リスクが高まります。今回のような砲弾の可能性がある物体は稀ですが、老朽化物件ではガスボンベ・薬剤・火薬類・有害物の放置が見つかる事例もあります。特に昭和期に建てられた住宅には、戦時中の遺留品や危険物が残っている可能性も指摘されており、解体時には専門業者との連携が不可欠です。
人が住まなくなった空き家は「予測不能なリスク」を抱える
全国の空き家は約900万戸。そのうち相続放棄・所有者不明・老朽化によって内部状況が完全に把握されていない物件が多数存在します。空き家の放置は、倒壊や侵入だけでなく、危険物・犯罪利用・衛生環境悪化など多層的なリスクを抱えています。恵庭市の事例は「空き家の中に何が潜んでいるのか分からない」という課題を改めて浮き彫りにしています。
株式会社SAの視点:空き家の“安全リスク”を可視化し、解決へつなげる
株式会社SAは、空き家の法務整理・解体・再生を専門とし、老朽化や危険物リスクを含む複雑な不動産にも対応しています。所有者不明・相続放棄・再建築不可といった「動かない不動産」を、適正な調査と処理を経て“動かせる資産”へ転換することを強みとしています。空き家の解体や利活用には、法的整理・安全確認・地域との調整が欠かせません。空き家問題を「管理の問題」ではなく「地域安全の問題」として捉え、持続的に解決していく視点が求められます。
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