【参照】ダイヤモンド・オンライン
URL:https://diamond.jp/articles/-/388381
タワーマンションを買うだけで節税できる時代ではなくなった
かつて相続税対策として注目された「タワマン節税」は、評価額と実勢価格の差を利用する発想でした。
しかし、区分所有マンションの評価方法が見直され、以前のように「買うだけで大きく得をする」前提は弱くなっています。
相続税対策として不動産を考えるなら、いまはテクニックより中身の検討が先です。
制度改正で、実勢価格との乖離は補正される方向に変わった
2024年以降、居住用の区分所有財産については、築年数、総階数、所在階、敷地持分の状況などを踏まえた補正率で評価する仕組みが導入されました。
その結果、相続税評価額を意図的に低く見せる余地は以前より狭くなっています。
節税のためだけにタワーマンションを買う判断は、制度面でも慎重に見るべき局面です。
それでも不動産活用の余地が残るのは、もともと土地を持っている人
一方で、不動産による相続税対策が完全に意味を失ったわけではありません。
記事が示しているのは、預金中心の人が新たに不動産投資を始める場合と、すでに土地を持っている人とでは難易度がまったく違うという点です。
土地取得の負担がない人は、建物活用を通じて資産全体の構成を見直しやすくなります。
更地のまま持つより、建物活用で税負担が変わることがある
土地の上に人が住む建物があるかどうかで、固定資産税の負担が変わるケースがあります。
逆に建物を取り壊して更地にすると、翌年から税負担が重くなることもあります。
何もせず置いておくことが安全策とは限らず、放置そのものが不利になる土地もあります。
ただし、土地があるなら何でも建てればいいわけではない
ここで誤りやすいのは、「土地があるならアパートを建てれば得だ」という発想です。
不動産活用が成り立つかどうかは、その土地のある場所、賃貸需要、家賃相場、建築費、回収期間で決まります。
地方や需要の弱いエリアでは、建てても埋まらず、節税より先に収支が崩れる可能性があります。
実務の論点:相続税対策は「税金」だけでなく、「出口」まで見ないと逆回転する
不動産による相続税対策は、税額だけ見れば魅力的に見えることがあります。
しかし、家賃が取れない、売りにくい、修繕費が重い、相続人が管理できない物件なら、対策どころか次の負担を残します。
税金を減らしたつもりが、相続後の管理不全や空き家化を加速させる例は珍しくありません。
株式会社SAの視点:本当に得する条件は、「すでにある土地を、回る形に変えられること」です
株式会社SAは、この論点を「タワマン節税が古いかどうか」だけで終わらせるべきではないと考えます。
相続税対策で本当に差がつくのは、節税商品を探す人ではなく、すでに持っている土地を、税負担・収益・売却可能性まで含めて組み直せる人です。
買えば得する時代は縮み、持っている資産をどう生かすかの時代に移っています。
不動産は、相続税を下げる道具ではなく、相続後も回り続ける状態にできるかどうかで評価すべきです。
株式会社SAは、相続・共有の法務整理から、売却、再生、引取、出口設計までを一貫して進め、動かない不動産を取引できる状態へ戻します。
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