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COLUMN

コラム 空き家買取

2026年7月17日

空き家を売るか残すか決まらないとき|税金・思い出・相続を分けて考える

空き家を売るか残すか決まらないときは、費用の問題、家への思い、相続・共有の手続きを分けて考えると、相談しやすくなります。すぐに結論を出すより、家族が何を大切にし、何を心配しているのかを確かめ、比較に必要な情報をそろえましょう。

内容確認・更新:2026年10月16日

空き家を売るか残すか、迷う理由を三つに分ける

迷っていること 確かめたいこと
税金・費用 残す、貸す、解体する、売る場合の支出
思い出・希望 建物、庭、家財、写真など、何を残したいか
相続・共有 誰が所有し、何の手続きや同意が必要か

「売りたくない」の一言にも、将来自分が使いたい、価格に納得できない、家財を整理できていないなど、違う理由があります。相手の希望を単なる感情論と扱わず、理由ごとに確認します。

同時に、管理に通う人や費用を立て替える人の負担も、具体的な時間と金額にして共有しましょう。気持ちと実務のどちらも、話し合いに必要な情報です。

税金だけでなく、維持費と準備費を含めて比べる

住宅を解体すると、土地の住宅用地の特例が適用されなくなる場合があります。ただし、「解体すれば固定資産税の総額が必ず6倍になる」という計算ではありません。土地と建物、課税標準と実際の税額を分け、所在地の自治体へ確認します。

建物を残す場合も、税金、保険、点検、修繕、草木の手入れ、交通費がかかります。貸す場合は改修や募集、空室時の費用を、売る場合は片付けや測量、税金などの条件を確認します。

まずは同じ期間で比較すると整理しやすくなります。例えば、今後1年間の管理費と、その間に必要な修繕・調査費を出し、利用計画や売却時期を変えた場合に何が変わるかを確認します。

思い出を残す方法と、建物を所有し続けることを分ける

家そのものを残したいのか、庭木や家具、写真、家族が集まる場所を残したいのかを聞きます。写真や記録を残す、家財の一部を引き取る、売却条件として残したい部分を買主へ相談するなど、考えられる方法を挙げてみましょう。

ただし、建物を残すことや特定の使い方を希望する場合は、売却できる相手や条件に影響することがあります。希望が必ず実現するとは限らないため、譲れないことと相談できることを分けます。

家族の誰かが使う予定なら、いつから使うか、改修費や毎年の管理費を誰が負担するかまで確認します。まだ決まっていなければ、次に見直す時期を話し合いましょう。

相続・共有が関わる場合は、相談と契約を区別する

相続した家では、登記上の名義、遺産分割の状況、共有者と持分を確認します。家族の連絡役や税金を支払う人が、単独で家全体を売れるとは限りません。

共有不動産全体の売却には、原則として共有者全員の同意が必要です。一方、自分の共有持分を売却する方法もあります。ただし、全体を売った場合の価格に持分割合を掛けた金額で必ず売れるわけではなく、買主やほかの共有者との関係も変わります。

価格や条件を聞く相談と、実際に契約することは分けて考えられます。意見がまとまらない場合は、資料をそろえたうえで、話し合いの進め方や法的な選択肢を弁護士等へ確認する方法もあります。

一度の話し合いで決めず、比較表と次の確認日を用意する

話し合いを進める順番
  1. 1 / 3理由を整理費用、思い出、相続・共有を分ける
  2. 2 / 3条件を集める管理・活用・売却の見積もりと資料を確認
  3. 3 / 3次を決める調べる人、当面の管理、再検討する日を共有

残す案、貸す案、仲介で売る案、事業者へ売る案を並べ、手元の資金、毎月の負担、使う時間、希望がかなう範囲を比較します。未確認の項目を無理に埋めず、何を調べれば判断できるかを明らかにしましょう。

SAへの買取相談も、比較のための情報を集める方法の一つです。家族の希望と物件の事情を伝え、現状での売却条件を確認したうえで、ほかの案と比べられます。

売却の進め方を、専門チームに相談する

家族で空き家を残すか売るか迷っている段階でも、ご相談いただけます。専門チームが家族の希望、管理の負担、相続・共有の状況を伺い、現状での売却を比較するための条件を整理します。

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