『正直不動産』の舞台モデルは吉祥寺、実写の“聖地”は大森
東洋経済オンラインの記事では、『正直不動産』の原作設定上の舞台モデルが吉祥寺だと紹介されています。
一方で、実写版の「登坂不動産」本社ビル外観の撮影は、大田区大森で行われたとされています。
作品の中で「不動産」を語る舞台が吉祥寺に置かれているのは、この街がただ人気なだけでなく、東京の住宅事情の矛盾を象徴しやすい場所だからです。
吉祥寺は8年連続の「住みたい街1位」
大東建託の「いい部屋ネット 住みたい街ランキング2026<首都圏版>」では、吉祥寺が8年連続で1位でした。
新宿へ約15分、渋谷へも井の頭線で約17分というアクセスに加え、商業集積と井の頭恩賜公園をはじめとする自然環境が同居していることが強みです。
都心への近さ、街としての完結性、落ち着いた住宅地。この3つを同時に満たす街として、吉祥寺の人気はまだ崩れていません。
ただ、人気と実際の住みやすさは同じではない
記事では、吉祥寺に住んでいない理由として「家賃の高さ」や「通勤の不便さ」が挙げられていると紹介しています。
つまり、みんなが憧れる街であっても、現実には住み続けるコストが高く、生活動線の面でも全員に最適とは限りません。
住みたい街ランキングは感情のランキングであって、必ずしも「無理なく持てる街」のランキングではありません。
中央線沿線は一本の路線でも、不動産価格は一様ではない
SUUMOの土地価格相場情報では、立川が142.4万円/坪、日野91.6万円/坪、豊田90.6万円/坪、八王子106.8万円/坪、西八王子66.7万円/坪、高尾50.3万円/坪と、中央線沿線でも価格差が大きく出ています。
同じ「中央線沿線」という言葉でくくっても、立川までの価格帯と、その先の日野・西八王子・高尾では、実際の住宅取得難易度がかなり違います。
人気路線に乗っていることと、不動産価値が同じ速度で動くことは別の話です。
立川は伸び、日野以西は「穴場」と呼ばれる
記事では、中央線沿線で現在最も急成長を遂げている街として立川が挙げられています。
一方で、日野市は「穴場」として紹介され、価格水準が下がる一方で中央線沿線の利便性は残ります。
この対比が示しているのは、駅名やブランドだけでなく、開発の勢い、商業集積、再投資の有無で街の選別が進んでいるということです。
株式会社SAの視点:「人気の街」と「出口のある街」は同じではありません
株式会社SAは、今回の記事を単なる街歩きや聖地巡礼の話として見るべきではないと考えます。
本当に重要なのは、吉祥寺の人気そのものではなく、人気が高い街ほど「住みたい」と「買える」の間に差が開き、その外側で中央線沿線の駅ごとの選別が進んでいることです。
住宅市場では、「有名な街」より「価格が届き、将来も売りやすい街」の方が実務では重くなります。人気だけで選ぶと、持った後に苦しくなることがあります。
不動産は、憧れで買うものではなく、住み続けることと、いざという時に手放せることの両方で判断すべきです。
株式会社SAは、相続・共有の法務整理から、売却、再生、引取、出口設計までを一貫して進め、人気やイメージだけに流されない不動産判断を支援します。
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【出典】
東洋経済オンライン
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