アフォーダブル住宅とは、手頃な価格で安心して暮らせる住まいを指す言葉です。東京都では、子育て世帯などに向け、民間の力や既存住宅を活用した賃貸住宅の供給を進めています。住宅を借りたい人と、空き家を活用・売却したい所有者では、確認する制度や窓口が異なります。
内容確認・更新:2026年10月16日
東京都は、複数の仕組みで供給を進めている
東京都の案内では、官民ファンド、公社住宅、都市開発、リノベーション、空き家活用など、複数の方法が示されています。「都がすべての住宅を買い取り、直接貸し出す一つの制度」ではありません。
| 取組 | 大まかな仕組み |
|---|---|
| 官民ファンド | 都と民間の資金を活用し、事業者が住宅を取得して供給 |
| 公社住宅の活用 | 既存の公社住宅で、対象世帯の家賃負担を軽減 |
| 空き家活用・リノベーション等 | 地域や住宅施策の目的に合わせて、民間等の取組を支援 |
対象世帯、家賃、期間、募集方法は制度ごとに確認します。一つの物件の家賃や募集条件を、都の取組全体の条件として扱わないようにしましょう。
住宅を借りたい方は、各募集の条件を確認する
東京都の総合案内には、ファンド運営事業者や東京都住宅供給公社の募集情報へのリンクがあります。最新の空室や受付期間は、リンク先の募集要項で確認してください。
- 世帯構成、所得、居住地などの申込条件
- 家賃と共益費、初期費用、減額の適用期間
- 契約期間、更新や再契約、減額終了後の扱い
- 募集期間、申込方法、必要な書類
同じ「アフォーダブル住宅」という名称でも、条件は同一ではありません。この記事にある過去の供給事例だけで、現在も入居できるとは判断しないでください。
入居相談は、東京都の案内から各事業の窓口へお進みください。東京都のアフォーダブル住宅の案内を見る。
空き家の所有者は、取得・貸付け・補助を分けて考える
ファンドへの売却、事業者への貸付け、改修への補助は、それぞれ契約と役割が異なります。入居者向けの募集が始まったことだけで、所有する空き家の買取募集が行われているとは限りません。
| 方法 | 所有者が確認すること |
|---|---|
| 売却する | 取得対象、価格、売主負担、引渡し |
| 貸す | 賃料、契約期間、修繕と管理の担当、終了時の扱い |
| 改修の支援を使う | 申請者、対象用途、対象工事、申請時期、継続条件 |
例えば東京都空き家ポテンシャル発掘支援事業は、区市町村と連携して地域課題の解決や住宅供給などに取り組む民間事業者等への支援です。空き家を持っていれば、自動的に補助金を受け取れる仕組みではありません。
改修を発注する前に、対象となる事業か、いつ申請が必要か、採択や交付決定前に着手できるかを窓口へ確認します。
古い家でも、利用の可能性と費用を個別に確かめる
空き家を中心とした中古戸建てを再生する官民ファンドもあります。古い住宅だから一律に対象外と考える必要はありませんが、個別の取得や利用を約束するものでもありません。
使うために必要な工事、建築や消防の条件、貸した場合の需要、管理を担う人を整理します。共有者や借地権などが関わる場合は、計画に必要な合意・承諾も確認します。
改修費をかけた場合の収入だけでなく、空室、維持費、追加修繕まで含めて比較しましょう。売却も候補なら、工事前の状態での条件を先に確認しておくと判断しやすくなります。
制度を使うかどうかと、所有を続けるかどうかを整理する
公的な支援を使って活用する方法、通常の賃貸として使う方法、売却する方法などを並べ、費用と管理の負担が自分に合うかを確認します。制度の対象外でも、選択肢がすべてなくなるわけではありません。
また、自治体への寄付は、活用支援や入居募集とは別の話です。受入れの可否は自治体の用途や条件によるため、所有者の希望だけで決まるものではありません。
SAへの売却相談では、使う予定、管理で困っている点、売却したい権利の範囲をお伝えください。制度の利用を決める前に、現状での売却条件を比較するための相談もできます。
空き家を所有し、売却を検討している方へ
相続した家や管理が難しい空き家について、現状での売却条件を知りたい方はご相談ください。専門チームが建物と権利関係を確認し、買取を検討します。
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