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COLUMN

コラム 借地・底地

2025年3月25日

底地を投資家に売るには|収支と契約を伝える資料の作り方

底地を投資家に売る場合は、収入の見込みだけでなく、その根拠となる契約と入金の記録を示します。買主が引き継ぐ費用や未解決事項も整理すると、査定の前提をそろえやすくなります。資料を増やすことより、確認できる事実を分かりやすくまとめることが大切です。

内容確認・更新:2026年10月16日

底地を投資家に売るときの物件資料

資料の項目 記載する内容
土地と権利 地番、面積、持分、担保、貸付範囲
借地契約 種類、開始日、更新履歴、期間、地代改定条項
実際の収支 入金された地代、税金、管理費、未収金
一時金 敷金・保証金、返還義務、受領済みの金銭
確認が必要なこと 境界、越境、紛争、契約書の不足、連絡状況

日付を付けて、どの時点の資料か分かるようにします。古い契約書と現在の入金額が違う場合は、変更の書面があるか、未確認なのかを明示します。

契約上の地代と、実際の入金を分ける

満額入金される前提の年額と、実際に受け取った年額を並べます。滞納、免除、相殺、前払いなどの事情があれば、対象期間と資料を確認します。

収入を価格で割った表面利回りだけでは、税金や管理費、将来の支出は分かりません。利回りを示す場合は、何を収入・費用に含めた計算かを説明します。底地だから他の投資より必ず低リスク、という説明は避けます。

将来の見込みを、合意済みの条件と混ぜない

説明する内容 区別するポイント
地代を上げられそう 増額の合意済みか、相談前の見込みか
借地人が買いたがっている 本人の発言・提示条件があるか、推測か
契約満了が近い 普通・定期の別と、返還条件が確認できるか
再開発の可能性 具体的な計画か、周辺動向からの期待か

普通借地の満了を、自由に使える更地へ戻る時期として示さないようにします。将来の権利整理や開発は、合意や手続きが必要な場合があります。確定していない部分を、保証する説明に変えないことが大切です。

買付けは価格と条件の両方で比較する

  • 誰が購入し、資金の準備に条件があるか
  • 調査期間と、追加調査で減額する場合の条件
  • 地代・保証金・未収金の精算方法
  • 測量など、売主が実施する作業と費用
  • 契約後に売主が負う義務と、決済の前提

高い金額が記載されていても、融資や権利整理などの条件が未確定なら、そのまま受け取れる金額とは限りません。専門会社の直接買取と、仲介で投資家を探す場合も、費用や日程をそろえて比べます。

詳しい資料を渡す前に、共有する範囲を確認する

最初は所在地、契約の概要、収支など、査定に必要な情報を整理します。借地人の個人情報や口座が含まれる資料は、提供先と目的を確認し、不要な部分まで広く公開しないようにします。

契約に進む際は、調査に必要な原本や追加資料を確認します。売却後の貸主変更、地代の支払先、書類の引継ぎまで段取りを決めると、入金や連絡の行き違いを減らせます。

売却の進め方を、専門チームに相談する

底地の収支や契約を整理し、買主の条件を比較したい方はご相談ください。現在の入金状況と未確認事項を踏まえて、SAによる買取条件をご案内します。

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