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COLUMN

コラム 借地・底地

不動産売却底地権・借地権

2023年10月22日

底地とは?地主の権利と売却前に知っておきたいこと

底地とは、借地権が付いている土地を、土地の所有者である地主の側から呼ぶ言葉です。地主は土地を所有し、借地人は契約に基づいて土地を使います。土地の所有権があっても、自由に建物を取り壊したり、更地として使ったりできるわけではありません。

内容確認・更新:2026年10月16日

まず押さえたいポイント

  • 底地は地主の土地、借地権は借地人が土地を使う権利です。
  • 地代収入と、契約・管理上の負担の両方を確認します。
  • 売却では、契約内容と借地人の利用状況が価格に影響します。

底地・借地権・建物の関係

立場・対象 基本的な権利や役割
地主 土地を所有し、契約に基づいて貸す
借地人 建物所有を目的として土地を借りるなど、借地権を持つ
土地上の建物 借地人の所有であることが多い。土地とは別に確認する

例えば、地主から土地を借り、借地人がその上に家を建てている場合、土地と建物の所有者は異なります。底地を買っただけで建物まで取得するわけではありません。建物の登記や契約を確認しましょう。

底地を保有するメリットと負担

契約に基づく地代を得られる一方、固定資産税などの支出や、契約管理の手間がかかります。収入だけでなく、手元に残る金額と管理に要する時間を比べます。

更新、地代の見直し、建替え、借地権の譲渡などで協議が必要になることもあります。更新料や承諾料は、どの契約でも一律に必ず発生するものではありません。契約やこれまでの合意を確認します。

底地の価格は更地の価格とどう違う?

更地は買主が利用方法を検討しやすいのに対し、底地には借地人の利用が続くことによる制約があります。地代、契約期間、権利関係、土地の需要などを踏まえて評価します。

相続税評価額と実際の売却価格も別です。路線価や借地権割合を使う税務上の計算を、そのまま売却価格と考えないようにしましょう。底地という理由だけで価値がゼロになるものでもありません。

底地を売る前にそろえたい情報

  • 土地と建物の登記事項証明書、図面。
  • 借地契約書、更新や条件変更の書類。
  • 地代の金額、入金状況、預り金。
  • 境界、通路、借地人との協議の経過。

売却先としては、借地人、底地を扱う不動産会社などが考えられます。借地人と協力して底地・借地権を同時に売る方法もあります。資料が一部なくても、何が不明かを整理して相談することから始められます。

よくある質問

底地は借地人以外にも売れますか?

専門会社などへの売却も検討できます。賃貸人の地位や預り金の引継ぎ、借地人への通知など、取引後の管理も確認します。

底地を売るには建物を解体する必要がありますか?

通常、借地人の建物を地主だけの判断で解体することはできません。借地関係が続く状態での売却を含めて検討します。

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