空き家の相談先は、「何を頼みたいか」で選ぶと整理しやすくなります。管理を続けたいのか、貸せる状態にしたいのか、現状で手放したいのか。まだ決まっていなければ、困っていることを書き出すところから始めましょう。
内容確認・更新:2026年10月16日
空き家ビジネスカオスマップは、相談先を知る手がかり
リブ・コンサルティングは、2025年4月15日、空き家に関わるサービスを整理した「空き家ビジネスカオスマップ」の公開を発表しました。所有者の動きに沿った整理と、売買・活用のマッチングに着目した整理で、サービスの広がりを示しています。
このような一覧は、どの分野の会社に相談できるかを知る手がかりになります。ただし、掲載されていることだけで、個別の物件への対応や費用、サービスの品質まで分かるわけではありません。依頼前には、それぞれの会社の対応地域と業務内容を確認します。
空き家の相談先を、困りごとから選ぶ
| 困っていること | 相談先の例 | 最初に聞くこと |
|---|---|---|
| 遠方で管理できない | 管理会社・地域の相談窓口 | 点検内容、緊急対応、写真報告、料金 |
| 傷みがあり使えるか分からない | 建築士・工事会社 | 必要な調査と工事、見積もり、手続き |
| 貸す・活用する方法を知りたい | 賃貸仲介・管理会社、活用支援事業者 | 需要、準備費用、管理、契約と退出の条件 |
| 売却したい | 仲介会社・買取会社 | 想定価格と購入価格の違い、売主の作業負担 |
| 相続・名義・共有で止まっている | 内容に応じた法律・登記の専門家 | 誰が何を決める必要があるか、必要な手続き |
一つの会社が複数の業務を扱う場合もあります。その場合も、相談窓口、契約する相手、実際に作業する相手を区別して確認すると、依頼の行き違いを減らせます。
相談を始める前に、一枚のメモにまとめる
- 1 / 3現在の状態空き家になった時期、傷み、残置物、管理の状況
- 2 / 3権利と資料名義、相続や共有、手元にある図面や通知書
- 3 / 3希望と制約使いたい・売りたい、費用の上限、現地へ行ける頻度
資料が見つからない項目や、まだ決まっていない希望は、そのまま伝えて構いません。「雨漏りなし」ではなく「室内を確認できていない」のように、分かることと未確認のことを分けておきます。
見積もりは、金額と業務の範囲をセットで確認する
- 相談のみか、現地調査や報告書まで含むか
- 作業が増えた場合に、追加費用をいつ確認するか
- 修繕、残置物の処分、測量などは別契約か
- 依頼を途中でやめる場合の条件はどうか
- 紹介料や手数料など、支払う費用と相手は誰か
「相談無料」と「作業も無料」は同じではありません。書面で業務の範囲を確認しておくと、複数の提案を比べやすくなります。
売却を選択肢にするなら、工事の前に現状の条件を知る
使うための工事と、売るために必要な準備は、同じとは限りません。大きな費用をかける前に、現状のまま売る条件も確認しておくと、費用をかけて保有・活用する案と比較できます。
SAの訳あり不動産専門チームへの売却相談では、共有持分、再建築不可、借地権、残置物など、分かっている状況をお伝えください。仲介会社の方は、確認済みの資料と未確認事項をまとめると、物件の検討を進めやすくなります。
売却の進め方を、専門チームに相談する
空き家の売却を選択肢として考えたい方はご相談ください。資料がそろっていない場合も、現状と希望を伺い、買取条件を確認するために必要な情報を整理します。
不動産会社・仲介会社の方は、物件の買取相談・資料送付はこちら。
