実家の売却が進まないときは、どの段階で止まっているかを担当者と確認します。問い合わせが少ないのか、内覧後に見送られるのか、条件がまとまらないのかで、見直す内容は異なります。価格、販売方法、準備する資料を一つずつ整理しましょう。
内容確認・更新:2026年10月16日
実家の売却は、販売活動の状況を具体的に聞く
サライ.jpの2026年7月16日の記事でも、売却を不動産会社へ依頼した後、活動内容や反響を確認することが紹介されています。売れない期間だけで、会社が対応していない、物件に価値がない、と決めつけず、何が起きているかを確認します。
| 確認する段階 | 担当者に聞くこと |
|---|---|
| 1. 情報の掲載 | どこへ、どのような写真・説明・価格で掲載しているか |
| 2. 問い合わせ | 件数、問い合わせ内容、条件に合う相手からの反応 |
| 3. 内覧 | 件数、見送った理由、よく聞かれた質問 |
| 4. 購入条件 | 価格、融資、引渡し、修繕等のどこで止まっているか |
| 5. 次の対応 | 何を変え、いつ結果を確認するか |
媒介契約とレインズの登録状況を確認する
媒介契約には、一般媒介、専任媒介、専属専任媒介があります。専任媒介の業務報告は2週間に1回以上、専属専任媒介は1週間に1回以上です。一般媒介では、報告方法や頻度を契約で確認します。
専任・専属専任媒介では、レインズへの登録と登録証明書の交付が必要です。登録証明書などを使い、登録内容や取引状況を確認しましょう。表示が実際の販売状況と違うと感じた場合は、担当者に理由を尋ねます。
契約を更新・変更する場合は、期間、解約、他社への依頼、自己発見取引などの条件も確認します。現在の契約を確認せず、重複する依頼を進めないようにしましょう。
値下げの前に、説明と資料の不足を解消する
接道、増築、境界、相続、共有などの未確認事項が多いと、購入希望者が判断できないことがあります。分かっている事実をそろえ、確認が必要な点と調べる担当を決めます。
市街化調整区域だから売れない、既存不適格だから必ず融資不可、という一律の説明では十分ではありません。建築や利用の制限、増築の経緯、権利関係は、物件ごとに資料で確認します。
- 写真や図面が現況と合っているか
- 残置物や設備について、引渡しの範囲が分かるか
- 不具合や修繕履歴を伝えられているか
- 未確認事項が、いつまでに調べられるか
仲介を続ける案と、買取の条件を同じ表で比べる
| 比較項目 | そろえる前提 |
|---|---|
| 価格 | 売出価格・査定額・購入申込額・買取価格を区別 |
| 費用 | 片付け、工事、測量、手数料などの負担 |
| 期限 | 調査、契約、代金支払い、引渡しの見通し |
| 条件 | 融資利用、解除、責任の範囲、引き渡す状態 |
買取会社が買主になる場合も、購入条件の確認が必要です。仲介を続ければ必ず高く売れる、買取なら必ず即日・全面免責、とは限りません。手取りと負担を比較し、自分の希望に合う案を選びます。
見直す内容と、次に判断する日を決める
- 1 / 3止まる理由を確認担当者と事実・反応・未確認事項を整理
- 2 / 3変更点を決める資料、広告、価格、引渡し条件を見直す
- 3 / 3結果を確認実施したことと反応を見て、次の方針を決める
「もう少し待つ」場合も、何を変えて、いつ確認するかを決めます。共有者がいる場合は、希望する条件と変更できる範囲をそろえておくと、購入希望者が現れたときの判断を進めやすくなります。
売却の進め方を、専門チームに相談する
実家の売却が進まず、現状での買取条件も比較したい方はご相談ください。販売状況や確認済みの資料を伺い、専門チームが買取の検討に必要な情報を整理します。
不動産会社・仲介会社の方は、物件の買取相談・資料送付はこちら。
