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COLUMN

コラム 空き家買取

2025年4月19日

空き家900万戸の意味とは|統計の内訳と自分の家の売却判断

「空き家900万戸」という数字は、全国の住宅の状況を知る手掛かりです。ただし、すべてが放置された一戸建てを指すわけではありません。賃貸募集中の住宅や売却中の住宅、別荘なども含まれます。数字の内訳を知り、自分の家の管理や売却とは分けて考えましょう。

内容確認・更新:2026年10月16日

空き家900万戸は、2023年の調査結果

総務省統計局の「令和5年住宅・土地統計調査」の確報集計では、2023年10月1日現在の空き家は900万2千戸、空き家率は13.8%です。記事を読んだ時点の物件数を毎日集計した数字ではありません。

調査上の区分 戸数
賃貸用の空き家 443万6千戸
売却用の空き家 32万6千戸
二次的住宅(別荘など) 38万4千戸
賃貸・売却用及び二次的住宅を除く空き家 385万6千戸
空き家の総数 900万2千戸

空き家率は、総住宅数に占める空き家の割合です。「日本の土地の13.8%が使われていない」「13.8%の所有者が売れずに困っている」という意味ではありません。

住宅数と、危険な空き家の件数を混同しない

住宅の統計における空き家と、空家法に基づいて自治体が対応する管理不全空家等・特定空家等は、同じ分類ではありません。空き家というだけで、危険な状態と認定されているわけではありません。

また、地域の調査で把握した戸数と全国の標本調査による数値は、対象や調べ方が異なることがあります。比較するときは、調査年、対象地域、空き家の定義をそろえて読みましょう。

全国の増加だけでは、個別の家の価格は分からない

売却の見込みには、交通や生活の利便性、地域の需要、建物の状態、接道、権利関係、取引条件などが関わります。全国の空き家が増えたことだけを理由に、「今後必ず売れなくなる」とは判断できません。

同じ市内でも、住宅として使う需要がある場所と、利用方法が限られる場所では条件が異なります。相場を調べるときは、近い地域の取引例に加え、自分の物件との違いを説明してもらうことが大切です。

自分の家では、4つの項目を確かめる

項目 判断に使う情報
使う予定 本人や家族が住む予定、貸す見込みがあるか
管理の負担 税金、保険、修繕、見回り、交通費はいくらか
権利と建物 名義、相続、接道、劣化など未確認の点は何か
売却の条件 現在の状態での価格、必要な作業、費用と時期はどうか
統計を、自分の判断につなげる
  1. 1 / 3全体像を知る調査年と数字の定義を確かめる。
  2. 2 / 3個別条件を調べる自分の家の需要・状態・権利を見る。
  3. 3 / 3選択肢を比べる使う・貸す・保有する・売るを比較。

売るかどうかを迷っている段階でも、買取条件や仲介の見込みを聞くことはできます。管理費と売却時の手取りを並べ、家族の予定も含めて考えましょう。SAへの相談でも、全国の傾向だけでなく、個別の物件情報をもとに条件を確認します。

売却の進め方を、専門チームに相談する

ご自身の空き家が売れるか、管理を続ける場合と比べたい方はご相談ください。物件ごとの状態と権利関係から確認します。

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