沖縄本島の空き家で中高生らが「肝試し」侵入──現金1億円超を発見・持ち出し、県警が任意聴取｜株式会社SA

沖縄本島内の空き家で、今年5〜6月にかけて中高生ら十数人が現金1億円を超える金を発見し、複数回にわたり持ち出していたことが分かりました。沖縄県警は、住居侵入や窃盗の疑いで少年らを任意聴取しており、書類送検を視野に捜査を進めています。

関係者によると、少年らは当初「肝試し」として空き家に忍び込みました。そこで大量の紙幣を見つけたことがSNSや仲間内で共有され、遊興費や指定薬物「エトミデート」の入手に使ったとみられています。空き家は少なくとも十数年以上居住者がおらず、地域住民からも「夜になると不気味だった」との声が上がっています。

空き家は、所有者不明や長期放置によって「誰でも入れてしまう場所」と化しやすく、侵入・放火・犯罪利用の温床となります。特に住宅街にある空き家は、近隣住民の安全や治安に直接影響を与えるため、早期の対応が求められます。自治体や所有者による管理と、法的な権利整理の仕組みづくりが不可欠です。

株式会社SAは、長期間放置された不動産や所有者不明物件の法務整理・再生を通じ、空き家が抱える社会リスクの低減に取り組んでいます。相続放棄・登記未整理・再建築不可などの複雑な案件でも、法的手続きを通じて「動かせる資産」へと転換。放置された空き家を地域の安全資産に変える支援を続けています。

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