新潟県の空き家防犯では、施錠や定期的な点検に加え、遠方からでも異変に対応できる連絡体制が大切です。売却を依頼しても管理が自動で引き継がれるとは限りません。誰がいつまで確認するのかを決め、引渡しまでの管理を続けましょう。
内容確認・更新:2026年10月16日
新潟県警の注意喚起を、実家の管理に生かす
新潟県警の2026年9月3日更新の案内では、県内の空き家被害の窃盗事件は2022年の26件から2025年の165件へ増えたとされています。県警は施錠、防犯機器、貴重品の回収、定期管理などを呼び掛けています。
この件数だけで、自分の家が被害に遭う確率や時期を判断することはできません。まず最後に確認した日、鍵の状態、残してある物、現在の連絡担当者を整理しましょう。
遠方からの管理は、点検と異変への対応をセットで決める
| 決める項目 | 具体的に確認すること |
|---|---|
| 定期点検 | 誰が、どの範囲を、どの頻度で見るか |
| 報告方法 | 写真、実施日時、前回からの変化をどう残すか |
| 異変時の連絡 | 所有者に連絡がつかない場合の次の連絡先 |
| 臨時対応 | 悪天候の後や近隣から連絡があった際の対応 |
| 費用 | 巡回費に含む範囲、臨時訪問や作業の追加料金 |
親族や近隣の方へ頼む場合も、できることと難しいことを確認します。依頼を受けた人が危険な建物へ入る必要はありません。現地へ行けない時期が続くなら、管理サービス等の利用を検討します。
内見が始まる前に、鍵と立入りの管理を確認する
売却活動では、仲介会社や購入希望者が建物に立ち入る機会が生じます。鍵を預ける相手、使う目的、立入りの連絡、返却の時期を確認しましょう。
内見の担当者と日常の管理担当者が異なる場合は、内見後の戸締まりを誰が確認するかも決めます。不動産会社に売却を依頼したことだけで、庭の手入れや郵便物の回収まで含まれるとは限りません。
貴重品や個人情報のある書類は、所有者や家族で保管方法を決めます。写真掲載の前にも、写り込む書類や個人が分かる物を確認すると安心です。
仲介と買取は、管理期間と手取りを含めて比較する
| 仲介で売却する | 買取会社へ売却する |
|---|---|
| 購入希望者を募集し、条件を交渉する | 買取会社の提示条件を確認する |
| 売却までの期間には幅がある | 提示された契約・決済日程を確認する |
| 片付けや修繕の条件は買主との合意による | 残置物や修繕の負担は買取条件による |
| 仲介手数料等と管理費を見込む | 買取価格と売主が負担する費用を確認する |
仲介なら必ず全家財の撤去が必要、買取なら必ず費用ゼロで即日引渡し、といった違いではありません。同じ物件の状態で条件を聞き、売却代金から必要な費用を差し引いて比べます。
使う予定がある場合は、管理を続ける選択もあります。犯罪への不安だけで急いで契約せず、管理を続けられるか、今後の利用予定があるかも含めて判断しましょう。
契約から引渡しまで、管理の空白をつくらない
- 管理サービスを終える日と、買主が管理を始める日
- 内見用・管理用に預けた鍵の回収と引渡し
- 残す家財、撤去する家財の最終確認
- 電気・水道等の扱いと、必要な手続き
- 現況の確認、近隣連絡の引継ぎ方法
契約を結んだ日と引渡し日は、同じとは限りません。途中で破損や侵入の形跡に気付いたら、売却担当者へ伝え、必要に応じて警察や保険会社等へ連絡します。緊急時は安全な場所から110番通報してください。
- 1 / 3売出し前点検担当者と連絡先を決める
- 2 / 3売却活動中内見と日常管理の役割を分ける
- 3 / 3引渡し時鍵・家財・管理終了日を確認する
売却の進め方を、専門チームに相談する
遠方にある空き家の管理と売却で迷っている方は、所在地、現在の管理状況、室内の状態をお知らせください。専門チームが状況を伺い、買取の可否と条件を検討します。
不動産会社・仲介会社の方は、物件の買取相談・資料送付はこちら。
