株式会社SA|共有不動産の解決実績No.1

COLUMN

コラム 空き家買取

2026年9月20日

空き家の防犯対策を見直す|窃盗の統計と遠方から管理する方法

空き家の防犯対策では、鍵を閉めることに加え、異常に気づける点検と連絡の仕組みが必要です。遠方に住んでいる場合は、自分で確認する範囲と家族・管理会社へ任せる範囲を決め、無理なく続けられる方法を整えましょう。

内容確認・更新:2026年10月16日

空き家の防犯対策を考える前に、統計の意味を確認する

警察庁「令和7年の犯罪情勢」によると、2025年の発生場所が空き家である窃盗犯の認知件数は13,971件でした。内訳は、侵入窃盗11,958件、乗り物盗79件、非侵入窃盗1,934件です。合計と侵入窃盗だけの件数を混同しないようにします。

年 発生場所が空き家の窃盗犯の認知件数
2020年 3,425件
2024年 10,814件
2025年 13,971件

出典:警察庁「令和7年の犯罪情勢」図17・18。警察が認知した犯罪の件数であり、被害に遭った建物の棟数や、個々の家が狙われる確率を表すものではありません。全国の傾向を、自宅の管理を確認するきっかけとして使いましょう。

空き家の防犯対策は、施錠・家財・敷地・記録を確認

見直す場所・物 具体的な対応
窓や出入口 施錠、鍵やガラスの破損、前回と違う開閉状態を確認
室内に残す物 貴重品や重要書類を確認し、保管場所を見直す
敷地と設備 草木やごみ、室外機などの変化を確認
点検の記録 日付、写真、異常の有無、連絡した内容を残す

家族の持ち物や共有の家財は、所有者や処分の意向を確認して整理します。自分にとって不要でも、他の人の物を無断で処分してよいわけではありません。

防犯カメラや照明を設置する場合は、電源、通信、録画の確認、故障時の対応も考えます。機器だけで管理を完結させず、近隣のプライバシーにも配慮して設置場所を選びましょう。

空き家の防犯対策を遠方から続ける担当・報告方法

帰省したときに見るだけでは、次の訪問までの変化を把握しにくくなります。家族や管理会社に頼む場合は、「何となく見ておいて」ではなく、確認する箇所と異常時の連絡先を決めます。

  • 外回りだけか、室内の確認も含めるか
  • 点検の頻度と、写真付き報告の有無
  • 鍵を誰が持ち、出入りをどう記録するか
  • 破損や不審物を見つけたとき、誰へ連絡するか
  • 緊急出動や修繕手配が、料金に含まれるか

近隣の方に連絡をお願いする場合も、無理に見回りや侵入者への対応を頼まないようにします。危険に近づかず、気づいた範囲の情報を連絡してもらう形が基本です。

異常を見つけたら、確認のために一人で入らない

人の出入りや破損、不審な機器などに気づいたら、安全な場所から警察へ相談します。侵入が続いているなど緊急の場合は110番へ通報します。現場の物を動かしたり、不審者を追ったりしないでください。

盗難が起きたことと、所有者の建物管理についての責任は、別に考える必要があります。被害に遭ったというだけで、所有者が自動的に加害者になるわけではありません。被害と対応を記録し、その後の修繕や管理につなげます。

売却を選ぶ場合も、引渡しまでの管理を引き継ぐ

遠方の空き家の管理を整える流れ
  1. 1 / 3現状を記録鍵・窓・家財・設備の状態を確認
  2. 2 / 3管理を分担点検、写真報告、緊急連絡を決める
  3. 3 / 3方針を比較継続利用・委託・売却の負担を比べる

使う予定がなく管理の継続が難しい場合は、売却も選択肢です。家財を残す範囲、鍵の引渡し、点検を終える時期を買主と確認します。

売却を依頼した日や契約した日から、直ちに管理が不要になるとは限りません。引渡しまでの役割を決め、把握している被害や不具合も伝えます。購入条件と費用を確認し、管理委託を続ける場合との違いを比べましょう。

売却の進め方を、専門チームに相談する

遠方の空き家の管理を続けることが難しく、売却も検討したい方はご相談ください。家財や設備の状態、相続・共有の事情を伺い、専門チームが現状での買取を検討するための情報を整理します。

相続・不動産売却について相談する

不動産会社・仲介会社の方は、物件の買取相談・資料送付はこちら。

あわせて読みたい記事

参考資料

キーワード

カテゴリ

株式会社SA