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COLUMN

コラム 再建築不可物件

2025年8月10日

再建築不可物件は解体して売るべき?現況売却と更地の比較

再建築不可物件は、先に解体すると現在の建物を使う選択肢を失う場合があります。解体後も接道などの条件が変わらなければ、新しい建物を建てられるようになるとは限りません。安全への対応を優先しながら、解体前に利用条件と売却見込みを比較しましょう。

内容確認・更新:2026年10月16日

まず押さえたいポイント

  • 更地にすれば必ず高く売れる、とは限りません。
  • 解体費だけでなく、土地の税負担と売却後の手取りを比べます。
  • 危険な建物は、売却検討中でも必要な安全対策を相談します。

解体で変わること・変わらないこと

項目 解体による変化
既存建物の利用 その建物を使い続ける選択肢がなくなる
建替えの可否 道路や敷地の制約が解消されるとは限らない
管理・安全 建物の管理負担は変わるが、土地の管理は残る
税金 建物分と土地の住宅用地特例を別に確認する

駐車場や資材置場にする場合も、車の進入、造成、排水、区域の規制、利用需要を確認します。更地なら用途を自由に選べるとは限りません。

現況売却と解体後の売却を比較する

確認項目 現況のまま売る 解体して売る
売却見込み 建物の利用可能性を含めて査定 更地の利用条件で査定
主な費用 残置物や不具合の扱いを契約で確認 解体・廃棄物・付帯工事などを見積り
税負担 現在の課税と引渡しまでの負担 解体後の土地の課税を確認
進め方 買主の条件と調査範囲を確認 工事と売却の予定を調整

比較するのは価格だけでなく、売却収入から費用を引いた金額です。解体で価格が上がる見込みがあっても、工事費や保有費を上回るかを確認します。

解体費の見積りでそろえる条件

  • 建物の面積・構造と、作業車両が入れる条件。
  • 屋根・外壁などの石綿事前調査と、必要な対応。
  • 残置物、塀、庭木、基礎などをどこまで撤去するか。
  • 隣地の養生、埋設物が出た場合の追加費用。
  • 届出、工期、工事後の整地・登記手続き。

一式の金額だけで比べず、対象範囲を同じにします。自治体の補助制度を使う場合は、契約や着工前の申請が必要かも確認してください。補助金が使えることだけで解体を決めないようにしましょう。

判断は「安全・条件・手取り」の順に進める

解体を決める前の3段階
  1. 1 / 3安全を確認倒壊・落下物などの危険を自治体や業者に相談。
  2. 2 / 3利用条件を確認再建築の可否、道路、税金を確認。
  3. 3 / 3手取りを比較現況査定と解体後の見込み・費用を並べる。

簡単な質問の点数だけで、解体するかを決めることはできません。建物の危険性と、経済的な比較をそれぞれ確認する必要があります。判断材料が足りない場合は、先に調査や現況査定を依頼しましょう。

よくある質問

古い建物は壊してから査定する方がよいですか?

必ずしもそうではありません。建物を利用できる買主もいるため、解体前の査定と比較します。

解体すると固定資産税が必ず6倍になりますか?

税額全体が一律に6倍になるわけではありません。住宅用地特例や建物分の税額を含め、自治体へ確認します。

売却の進め方を、専門チームに相談する

解体する前の買取条件を知りたい方はご相談ください。建物や残置物の状況を伺い、現況での売却と工事費を比較できるよう整理します。

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