空き家に不審なカメラや見覚えのない機器を見つけたら、自分で取り外したり動かしたりせず、安全な場所から警察へ相談してください。家財の盗難だけでなく、敷地や建物の変化にも気づけるよう、家族や管理会社との連絡方法を決めておくことが大切です。
内容確認・更新:2026年10月16日
空き家に不審なカメラを見つけたときは、自己判断で外さない
香川県警察は2026年7月の防犯資料で、留守の時間や家族の行動を把握するため、住宅の周辺に小型カメラが設置される下見活動について注意を呼びかけています。不審なカメラを見つけた場合は、触ったり動かしたりせず、警察へ通報するよう案内しています。
空き家の点検中に見覚えのない機器が見つかった場合も、自分で調べるために屋根へ上ったり、分解したりしないようにします。不審者がいる、侵入が続いているなどの緊急時は、安全な場所から110番へ連絡してください。
近隣の敷地に入って調べたり、見かけた人を追いかけたりする必要はありません。分かる範囲の状況を伝え、警察の案内に従います。
警察へは、分かる範囲で場所と変化を伝える
| 伝えること | 整理する内容 |
|---|---|
| 場所 | 物件の住所、敷地のどの付近で見つけたか |
| 発見した日時 | 今回の発見日と、前回の点検日 |
| 見えている状態 | 機器の有無、窓・扉の破損など |
| 人の様子 | 不審者を見たか、今もその場にいるか |
| 連絡先 | 所有者・管理担当者の氏名と折返し先 |
遠方に住んでいて管理会社や近隣の方から知らせを受けた場合は、まず発見者の安全を確認します。写真の撮影や物の回収を無理に依頼せず、現地の警察への連絡を優先しましょう。
既に撮影された写真や点検記録がある場合は、その有無を伝えます。位置や状態の確認のために、危険な場所へ戻る必要はありません。
家族・管理会社が設置した機器かどうかも、連絡して確認する
家族が防犯目的で設置した物、管理会社が扱う機器など、所有者本人が把握していない物がある場合も考えられます。警察への相談と並行して、関係者に設置の有無を確認します。
見覚えがないという理由だけで犯罪と断定し、近隣の人の名前や顔、物件の詳しい場所をSNSなどで公開しないようにしましょう。判断に必要な情報は警察へ伝えます。
普段から、設置している機器、鍵を持つ人、工事や管理で出入りする会社を一覧にしておくと、正規の作業かどうかを確認しやすくなります。
点検は、変化に気づいた後の連絡まで決めておく
- 前回の写真と比較できる、敷地・窓・扉などの記録
- 見覚えのない物、破損、開閉状態の変化の共有
- 警察・所有者・管理会社への連絡順
- 巡回の担当、報告先、緊急対応を依頼できる範囲
- 鍵や連絡先が変わった場合の家族間での共有
防犯機器を設置する場合も、誰が通知や映像を確認し、異常時に誰が対応するかを決めます。カメラを置いただけで侵入を完全に防げるわけではありません。
管理のために撮影する場合は、周囲の住宅や生活を不必要に撮らないよう、撮影範囲や保存・閲覧の方法も設置業者等と確認しましょう。
管理が難しい場合は、当面の対応と売却の検討を分ける
- 1 / 3安全を確保近づかず、触らず、動かさない
- 2 / 3連絡・確認警察へ相談し、家族・管理会社と情報共有
- 3 / 3管理を見直す点検と連絡体制、今後の利用・売却を検討
管理を続けるのが難しい場合は、巡回の委託、家族の役割分担、利用や売却などを比較します。不審な物が見つかったからといって、直ちに売却以外の方法がなくなるわけではありません。
売却を進める場合も、引渡しまでの管理担当を決め、警察から確認事項がある場合は対応します。既に起きた事件に関する責任や関係者への対応が、売買契約だけですべて解消するとはいえません。
売却の進め方を、専門チームに相談する
遠方にある実家など、管理を続ける負担から売却も検討している方はご相談ください。専門チームが建物の状態、現在の管理、相続・共有の状況を伺い、現状での買取条件を検討します。
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